スマートフォンへのマイナンバーカード機能の搭載が推し進められていますが、iPhoneについては2024年以降になる見通しだと、テレ朝newsが伝えています。Androidへの搭載は2023年5月11日にスタートすることが決定していますが、iPhoneはさらに1年以上先になりそうです。
iPhoneのマイナンバーカード機能搭載、まだまだ先になりそうです
テレ朝newsによると、iPhoneへのマイナンバーカード機能の搭載は、2024年以降になる見通しだということです。複数の政府関係者の話として、「現在では技術的な課題がある」と伝えています。
すでに米国の一部の州では、運転免許証や州発行の身分証明書をウォレットアプリに発行する「IDs in Wallet」機能が提供されています。iPhoneでマイナンバーカード機能が搭載されれば、「IDs in Wallet」と同様に身分証明書としても利用できますし、iPhoneだけで健康保険証の代わりとなることもできます。
12月15日には、来日していたAppleのティム・クックCEOと岸田首相が会談。首相はティム・クック氏に、iPhoneへのマイナンバーカード機能搭載で協力を要請したといい、ティム・クック氏は「取り組みたい」と答えたと日本経済新聞が報じています。
It’s incredible to be back in a country that’s so near and dear to our hearts at Apple. Thank you, @kishida230, for the warm reception. We’re looking forward to continuing to grow and invest across Japan. pic.twitter.com/vxUF3nVYOV
— Tim Cook (@tim_cook) December 15, 2022
iPhoneへのマイナンバーカード機能がリリースされるとすれば、iOSの最新バージョンが配信されるタイミングが濃厚。おそらく2024年の秋(9月〜10月)頃ではないかと予測できます。
デジタル庁によると、マイナンバーカードの申請件数は62.3%(12月21日時点)です。マイナンバーカードの普及にむけ、人気マンガ「SPY×FAMILY」を起用した特設サイトや、最大20,000円相当のマイナポイントが受け取れるマイナンバーカードの申請期限を、2023年の2月末までと2か月延長するといった対応が行われています。
マイナンバーカード機能を詳しく知りたい人は、「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会 第2次とりまとめ(案)」は以下に貼っておきます。
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