Appleは9月19日、日本や韓国などのApp StoreでのAppとApp内課金の値上げを発表しました。最低価格は120円から160円となります。なお、サブスクリプションも価格変更できますが、デベロッパーは価格を変更しないことも選択できます。
App Storeでのアプリ購入や、アプリ内課金はお早めに
Appleは、App Storeでのアプリとアプリ内課金の価格を値上げすると発表しました。
今回の価格改定で1Tier(最低価格)が120円から160円と、約3割の値上げとなります。
2022年10月5日から、チリ、エジプト、日本、マレーシア、パキスタン、ポーランド、韓国、スウェーデン、ベトナム、およびユーロを通貨とする全地域のApp StoreでのAppとApp内課金(自動更新サブスクリプションを除く)の価格が上がります。
なお、自動更新サブスクリプションは対象外とのこと。一方でデベロッパーには、既存のサブスクリプション登録者への価格を維持するオプションも選択できると説明されています。価格改定が行われる場合は、デベロッパーから何らかの形でユーザーに連絡が届くはずです。
国内のデベロッパーの場合、ソーシャルゲームなどはアプリ内課金の内容を値上げ前後で調整してくる可能性は考えられますが、一部機能のアンロックなどの課金は値上げになる可能性が高いため、購入を検討しているものがあるならば、早めに購入したほうが良いかもしれません。
App Storeの価格改定は、2013年10月に85円から100円に改定。2015年4月には100円から120円に、2019年に消費税増税の影響で、240円以上の価格が見直されています。
価格改定前後の比較
改定前 | 改定後 |
---|---|
120円 | 160円 |
250円 | 320円 |
370円 | 480円 |
490円 | 650円 |
610円 | 800円 |
730円 | 1,000円 |
860円 | 1,100円 |
980円 | 1,200円 |
1,100円 | 1,500円 |
1,220円 | 1,600円 |
1,340円 | 1,600円 |
1,480円 | 1,800円 |
1,600円 | 1,900円 |
1,720円 | 2,000円 |
1,840円 | 2,200円 |
1,960円 | 2,400円 |
2,080円 | 2,600円 |