Appleは9月8日午前2時より開催するスペシャルイベントで新型Apple Watchシリーズを発表する見通しですが、新登場するApple Watch SEよりも安価なモデルを発表する可能性が伝えられています。
新型Apple Watch SE、より安くなって登場か
The New York Timesによると、Appleは9月8日のスペシャルイベントで、現行の価格よりも安くなった新しいモデルのApple Watchが発表される予定だと、関係者の話しとして伝えています。
記事によると、米国では、親が子どもに対し、スマートフォンを与える前にApple Watchを与えるケースが増えているといい、新モデルのApple Watchは、若いユーザーを獲得するためとされています。
watchOS 7以降で利用できる「ファミリー共有設定」を使うことで、iPhoneを持っていない家族でもApple Watchを使えるようになり、セルラーモデルであれば、電話をかけたり、メッセージを送ったり、位置情報を共有できるようになったことが後押ししているようです。
Appleの情報に信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者は、この報道を懐疑的に見ています。スペシャルイベントを前に、最も安かったApple Watch Series 3が販売終了となったことから、Apple Watch SEの価格を引き下げることは考えられるが、子ども向けの超低価格の新モデルが登場するとは考えにくい、と述べています。
Another possibility is Apple keeps the SE price for the SE 2 and then retains the original Watch SE at a lower price. But given the similarities that seems unlikely. It would also be odd if Apple doesn’t discontinue the regular iPhone 13 given the similarities to the regular 14.
— Mark Gurman (@markgurman) September 6, 2022
現時点まで「子ども向けの超低価格モデル」という情報はリークされていないことからも、Mark Gurman記者の言うとおり、現行のApple Watch SEより安くなるとすれば、新型のApple Watch SEである可能性が高そうです。