Appleが今秋に発表予定とされているiPhone 14Seriesは6GBのメモリを搭載するとのこと。またProモデルではLPDDR5を採用する可能性があるとDigiTimesが伝えています。
iPhone 14 Pro、6GBのLPDDR5メモリを搭載か
台湾および中華圏の半導体や電子機器などの業界紙であるDigiTimesが、iPhone 14シリーズは6GBのメモリが搭載されると伝えています。
またiPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxでは、より高速なLPDDR5を搭載するとのこと。iPhone 14/iPhone 14 MaxはLPDDR4Xを搭載するとしています。
- iPhone 14 - 6GB/LPDDR4X
- iPhone 14 Max - 6GB/LPDDR4X
- iPhone 14 Pro - 6GB/LPDDR5
- iPhone 14 Pro Max - 6GB/LPDDR5
LPDDR5は第5世代のLPDDR(Low-Power Double Data Rate)で、一世代前のLPDDR4Xと比較すると電力効率や伝送効率が約30%程度向上していると言われています。
Appleの情報に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏も、iPhone 14 ProはLPDDR5を搭載すると予測。
(2/3)
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) July 19, 2022
1. LPDDR5:
Samsung is almost the sole supplier for 3Q22 and can meet iPhone 14 Pro production ramp-up demand. Micron & SK Hynix will likely ship in 4Q22 at the earliest because the former's certification schedule started later, and the latter encountered quality issues.
LPDDR5のサプライヤーは、Samsung、Micron、SK Hynixになるようです。
Androidでは2020年に発売されたGalaxy S20シリーズからLPDDR5が採用されているため、Appleは2年遅れで追いつくことになります。
iPhone 14は、ProモデルのみA16チップを搭載すると予測されています。標準モデルはiPhone 13と同じA15チップで、メモリも同じということは、カメラ関係のみアップデートされることになりそうです。