Twitterが現在テスト中と発表しているツイートの「編集」機能について、Twitterの情報に詳しいリバースエンジニアのJane Manchun Wong氏が、現在テストされている仕様を伝えています。編集されたツイートには「編集済み」ラベルが表示されるようです。
編集されたツイートには「編集済み」ラベルが表示されるらしい
Twitterの情報に詳しいリバースエンジニアのJane Manchun Wong氏によると、Twitterの編集機能は以下のように表示されるようです。
Jane Manchun Wong氏は、編集されたツイートはTwitter Webアプリでは「Edited(編集済み)」のラベルが表示されるようになるとのこと。
編集済みラベルをクリックすると、編集履歴のページに遷移し、以前のツイートも表示されるようです。また古いツイートには「There's a new version of this Tweet(このツイートには新しいバージョンがあります)」というラベルが表示されるようになります。
How an old Tweet edit looks like on Twitter Web App: pic.twitter.com/CdPqhW99S8
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) May 2, 2022
この仕様はいくつかの問題を解決できそうです。例えばメディアがツイートをEmbed(埋め込み)して記事を作成した場合、投稿者がツイートを編集したとしても、古いツイートのEmbedは維持されたまま、「このツイートには新しいバージョンがあります」と表示されることで、読者は新しいツイートがあることに気がつくことができます。
一方で「編集」機能には不具合も発見されています。現在のバージョンでは、メディアが含まれたツイートの編集は、メディアを再利用するのではなく、再アップロードする仕様で、動画が含まれている場合、誤って画像に変換されてしまっています。
the current unreleased version of Edit Tweet reuploads media (images, videos, GIFs, etc) instead of reusing them. an inefficient use of the bandwidth and media processing power, might be lossy too. plus it turns my video into an image (mishandling media type) pic.twitter.com/HjoIA0CZhO
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) May 2, 2022
Twitterの編集機能は有料サービス「Twitter Blue」でテスト中。これまでの情報から、編集されたツイートは、元のツイートを変更するのではなく、元のツイートに紐付いて新しいツイートとして投稿される仕様とされています。