AppleはM2チップを搭載したMacを複数開発しているといい、少なくとも9つのモデルを社内テストしているようです。BloombergのMark Gurman記者が伝えています。
M2を搭載した9種のMacがテスト中、開発者のログから判明
Appleの情報に高い信頼性のあるBloombergのMark Gurman記者によると、AppleはM1チップの後継にあたるM2チップを搭載した、複数の新しいMacを社内テストしているそうです。開発者のログから明らかになったとのこと。
New story: Apple is testing at least 9 new M2-based Macs, including 12 core CPU/38 core GPU 14/16-inch MacBook Pros, 8 core CPU/10 core GPU MacBook Air, Mac mini & entry MacBook Pro + Mac Pro. New machines already appearing in third-party app analytics. https://t.co/PMDX1XYfOV
— Mark Gurman (@markgurman) April 14, 2022
Appleは4つの異なるM2チップを搭載したMacを、少なくとも9モデル開発中で、App Storeのサードパーティ製アプリでテストしているとのこと。今後数か月で、M2チップを搭載したMacが発表される可能性を示唆しているとしています。
テストされているM2チップを搭載した新型Macは以下のとおり。
- M2チップを搭載したMacBook Air
- M2チップを搭載したMac mini
- M2 Proチップを搭載したMac mini
- M2チップを搭載したエントリーレベルのMacBook Pro
- M2 Proチップを搭載した14インチMacBook Pro
- M2 Maxチップを搭載した14インチMacBook Pro
- M2 Proチップを搭載した16インチMacBook Pro
- M2 Maxチップを搭載した16インチMacBook Pro
- M1 Ultraチップの後継モデルを搭載したMac Pro
コードネーム「J413」と呼ばれるM2 MacBook Airは、8コアCPU、10コアGPUで、M1モデルよりコアが増加。コードネーム「J493」のエントリーレベルのMacBook Pro、コードネーム「J473」のM2 Mac miniも同じ仕様ですが、コードネーム「J474」のM2 Proを搭載したモデルもテストされているとのこと。
コードネーム「J414」の14インチMacBook Proのログによると、M2 Maxチップは12コアCPU、38コアGPUになり64GBのメモリが搭載されるとのこと。
またAppleはM1 Proチップを搭載したMac miniのテストもしているとのこと。
新しいMacBook AirとMac mini、エントリーレベルのMacBook Proは、今年中に発表される予定で、少なくとも2つのMacが今年中旬に発売される予定だとしています。
M1チップの登場で劇的に進化を遂げましたが、M2チップはM1チップのユーザーがM2に乗り換えを検討するほどの、大きなパフォーマンス向上にはならないでしょう。とはいえ、最新こそ最良という考え方もありますが。
早ければ6月のWWDC22でお披露目もあるかもしれないですね。