Twitterは削除されたツイートを外部サイトに埋め込んだ際、元ツイートを非表示(空欄)にする仕様変更を行い、海外のメディアを中心に非表示になることで発生する影響へ懸念されていました。しかし、現在はこの仕様は元に戻ったようです。
Twitter、ひっそりと「削除されたツイート」の埋め込み表示を元の仕様に戻す
Twitterはユーザーに告知せず、外部サイトに埋め込まれた「削除されたツイート」を非表示(空欄)にする仕様変更をひっそりと行い、複数の米メディアからニュースのコンテキストにとって重要なツイートが見えなくなることに対する影響が懸念されていました。
Twitterが削除されたツイートの埋め込み表示を変更、元ツイートが確認できない仕様にThe Vergeによると、Twitterの広報担当者は「寄せられたフィードバックを考慮し、別の選択肢を検討する間、変更はロールバックします」とコメントしているということです。
Twitterの仕様変更に気がついた、著名なソフトウェア開発者のKevin Marks氏は「スクリーンショットに戻したいのか?」と指摘。TwitterのプロダクトマネージャーであるEleanor Harding氏は、「ツイートを削除することを選択したユーザーたちを尊重するため」と説明していました。
Hey Kevin! We're doing this to better respect when people have chosen to delete their Tweets. Very soon it'll have better messaging that explains why the content is no longer available :) my DMs are open if you'd like to chat more about this
— Eleanor Harding (@tweetanor) March 29, 2022
Twitterは4月6日、「編集ボタン」のテストを開始すると正式に発表しています。一部では編集機能を悪用し、ツイートが拡散された後にツイート内容(外部サイトに埋め込まれたツイートを含む)を変更できるようになるのではないかと懸念されています。