iOS 15.4で追加された新機能の1つに、メモアプリ内でカメラを起動し、テキストをスキャンできるようになりました。ただし現在は日本語には対応していません。
「メモ」アプリが便利になる機能なのに、日本語には非対応
iOS 15.4の目玉機能といえば「マスクを着用したままでのFace ID利用」ですが、メモアプリにも新機能が追加されています。
追加された新機能は、メモアプリ内でカメラを起動し、テキストをスキャン、テキストメモとして保存できる機能です。
iPhoneのメモアプリでは、書類をスキャンしてPDFデータに変換する機能はiOS 11から提供されていました。
今回の機能は、カメラに写った文字を認識して、テキストデータとしてメモアプリに保存できるというもの。iOSの「テキスト認識表示」機能に対応していない言語は非対応。残念ながら日本語では使えません。
英語、広東語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語に対応しているので、これらの言語のメモを利用したい場合は便利に使えます。
「テキストをスキャン」を選択すると、検知されたテキスト周辺に黄色いフレームが表示されます。画面上半分のメモ入力欄に、リアルタイムでテキストが表示されるので、テキスト入力したいものが表示されていることを確認して「入力」をタップするだけ。
iOS 15.4がインストールされた、iPhone SE(第2世代以降)、iPhone XR、iPhone XSシリーズ、iPhone 11シリーズ、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズで利用できます。