ウクライナ情報を伝えるアカウントが次々に凍結、Twitter「誤って多くのアカウントに強制措置」と説明

ウクライナ情報を伝えるアカウントが次々に凍結、Twitter「誤って多くのアカウントに強制措置」と説明

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ロシア軍は24日、ウクライナに対する軍事作戦を開始しました。Twitterでは、ソーシャルメディアなどの一次情報から状況を分析するOSINT(Open Source Intelligence)を共有する専門家のアカウントが、予期せずにアカウントを停止される事態が発生していました。

ウクライナ情報を伝えるアカウント、Twitterが誤って大量凍結

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Photo by Joshua Hoehne on Unsplash

The VergTechCrunchによると、SNSで得た一次情報からウクライナの情報を分析しするOSINT(Open Source Intelligence)のアカウントに対し、Twitterが「誤って多くのアカウントに強制措置を取った」と明らかにしたということです。

2月22日には、Kyle Glen氏のアカウントが凍結。セキュリティ・アナリストのOliver Alexander氏は、24時間以内に2回のアカウント凍結を受けたと主張しています。

同様の事象は英語圏だけでなく、フランス語のアカウントであるNeurone Intelligence(@NeuroneIntel)などでも発生。

これら以外にも多くのアカウントが凍結される事態になり、専門家らはロシアによるbot工作ではないかと推測してたようです。

Twitterの広報担当であるElizabeth BusbyはThe Vergeに対し、これらのアカウントに対する措置は誤って取られたものであるとコメント。また、すでに影響を受けた多くのアカウントを復旧したといい、この事象はbotによる工作や、大量の通報によるものではないと説明しています。

凍結されたアカウントが、「どのようなポリシーに違反したと考えられるか」という質問に対し、Elizabeth Busby氏は「合成または操作されたメディアに関するポリシー」を示したということですが、具体的にどこが違反したと考えられるかは明らかにされていません。