iCloud+の新機能「メールを非公開」を使えば、自分のメールアドレスを使わず、ランダムなメールアドレスを作成することが可能。ショッピングなどのサインアップでメールアドレスが必要な時に利用すると、ノイズを減らすことができるので便利です。
「メールを非公開」でメールアドレスを管理すると捗る
iCloud+で利用できるようになった「メールを非公開」という新機能。便利な機能ですが、意外と使っていない人も多いのでは。
「メールを非公開」は、自分のメールアドレスを利用せずに、一意のランダムなメールアドレスを作成することができる機能。作成したメールアドレスに届くメールは自分のメールアドレスに転送でき、不要になったらいつでも無効化できます。
この機能を使えば、例えばショッピングをする際にランダムなメールアドレスを作成してECサイトにサインアップ、ECサイトから届くメールは自分のメールアドレスに転送されます。このメールアドレスをECサイト側が他の企業やサービスで流用した場合、ユーザーは気がつくことができますし、メールアドレスを無効にすることで排除することができます。
プライバシーを守るため、自分のメールアドレスを登録したくない場合だけでなく、新しいアカウントを作成する時など、さまざまなシーンで活用できます。
「メールを非公開」で作成したメールに届くメッセージの内容をAppleが閲覧したり、何らかの処理をしたりすることはありません。ただし必要最低限なスパムフィルタリングは実行されます。
「メールを非公開」でメールアドレスを作成する方法
大前提として「iCloud+」に加入している必要があります。
① 設定アプリから「iCloud」を選択。② 「メールを非公開」を選択。
③ 「新しいアドレスを作成する」を選択。④ 「続ける」を選択。
⑤ アドレスに任意のラベルを付ける。(付けておくと管理が楽になります。後で編集も可能)⑥ メールアドレスの作成が完了。
⑦ 作成したアドレスが「メールを非公開」の一覧に表示されます。⑧ タップすることでラベルやメモの変更、メールアドレスの無効化が可能です。
「設定アプリ」だけでなく、アプリやSafariでログインを求められた時に作成することも可能です。
iCloud+に加入はしているけれど使っていなかった、という人は是非使ってみてください。