Appleは2月4日、「フィッシングメールや偽のサポート電話などの詐欺を見抜き、被害に遭わないようにする」とするサポートページを公開。フィッシングやギフトカード詐欺について注意を呼びかけています。
詐欺に引っかからないためのヒントや対処法を案内
Appleが「フィッシングメールや偽のサポート電話などの詐欺を見抜き、被害に遭わないようにする」とするサポートページを公開しています。
サポートページでは、Appleのアカウントやデバイスを保護する方法として、Appleから送信される正規のメールの見分け方や、基本的な対策となる2ファクタ認証を紹介。
またAppleを装った疑わしいSMSを受信した場合は、スクリーンショットを撮影して「reportphishing@apple.com」に転送するように案内。iCloud.comやmac.comで受信した疑わしいメールは、そのメッセージを「abuse@icloud.com」に送信するようにとしています。
「ギフトカード詐欺について」というページでは、Apple ギフトカード、App Store & iTunes ギフトカード、Apple Store ギフトカードのコードを要求する詐欺が発生していると説明。
手口には一定のパターンがあるとして、1つの手口を紹介。
まず、今すぐ払わないと裁判になるなどといった差し迫った内容の電話がかかってきます。それを聞いて気持ちが動揺したところで、近くのお店 (コンビニや家電量販店など) で Apple ギフトカード、App Store & iTunes ギフトカード、または Apple Store ギフトカードを購入し、それで支払うように言われます。そして、ギフトカードを購入したら、カード裏面のコードを電話越しに教えるよう指示されます。
Apple Storeギフトカードは、AppleのオンラインストアやApple Store 直営店でしか利用できないため、これ以外の支払いで要求された場合は詐欺の可能性が高いため、すぐに警察に通報するよう案内しています。