AppleがリリースしたばかりのmacOS 12.2をインストールした一部のユーザーから、Bluetoothに関連した異常なバッテリー消耗が発生しているといった報告があがっているようです。
macOS 12.2で不具合、スリープ時に過度なバッテリー消耗
Appleが1月26日に正式リリースした「macOS Monterey 12.2」をインストールした一部のMacで、スリープモード時に過度のバッテリー消耗が発生するバグが不具合されています。
TwitterやRedditによせられた報告によると、スリープ状態にしていたMacのバッテリーが一晩で0%になっていたとのこと。
このバッテリー消耗の原因は、Bluetoothアクセサリが「DarkWake from Deep Idle」を引き起こし、Macをスリープ状態から繰り返し起動させたことによるそう。
Whoa macOS 12.2 21D49 (the current version) is behaving like Windows! Battery went from full to 0% while on sleep mode overnight. Any fix, @AppleSupport? pic.twitter.com/w1kdJXyU7r
— fishjourner (@fishjourner) January 29, 2022
@ Apple tweeps: macOS 12.2 breaks something related with bluetooth + sleep/wake. Looking at `pmset -g log`, it seems like it spent all night waking up every few seconds for bluetooth and drained all the battery. [FB9862509] https://t.co/5IF81PVw3P pic.twitter.com/qczeDKD5oX
— João Pavão (@jpavao) January 28, 2022
なおIntelベースのMac、M1ベースのMac、どちらでも発生しているようです。
Bluetoothをすべて無効にするか、すべての接続を解除することで一時的な回避はできますが、根本的な解決策はみつかっていません。
Appleのソフトウェアアップデートによる修正を待つ必要があります。Appleはすでに開発者向けにmacOS 12.3 ベータを公開していますが、開発者向けベータでこの問題が修正されているかは不明です。