iPhoneとAirPodsがあれば、他の人の会話を盗み聞きすることができるというトリックが紹介されていました。iOS 14.3/iPadOS 14.3のライブリスニングを応用したテクニック。自分のものではないiPhoneが置いてあったら、会話に気をつけたほうがいいかも?
「ライブリスニング」機能で盗聴ができちゃう?
iPhoneとAirPodsがあれば会話を盗聴できるというTikTok投稿が話題になっていたようです。
@elizabeth_henstridge so basically we’re all spies now?! Whaaaa? #livelisten #amitheonlyone who didn’t know?! 😂😳 #actorsoftiktok ♬ original sound - Alex and Jon
これはiOS 14.3/iPadOS 14.3以降で利用できる「ライブリスニング」機能を使えば、盗聴(盗み聞き)ができちゃうというもの。
ライブリスニングはiPhoneやiPadをマイク代わりにし、音声をAirPodsに送ってくれるという機能。Apple公式サポートでは「ライブリスニングは、騒がしい場所で話を聞き取る場合に便利です。部屋の向こう側で話している人の声を聞き取ることもできます」と紹介されています。
例えば、リビングにiPhoneを置いて、別の部屋に移動したとしても、iPhoneを通してAirPodsでリビングでの会話を聞くことができちゃいます。自分が離席している時に悪口とか言われてたら泣いちゃいますね。
当然ですがBluetoothの有効範囲でないとライブリスニングは機能しません。
「ライブリスニング」を使う方法
iPhoneとペアリングされたAirPodsシリーズ、Powerbeats ProおよびBeats Fit Proが必要です。
① 設定アプリから「コントロールセンター」を開き、「聴覚」を追加します。
② AirPodsを装着しコントロールセンターから「聴覚」をタップします。
③ ライブリスニングをタップします。
これでiPhoneがマイク代わりになり、音声がAirPodsに届きます。音が聞き取りにくい場合は、ボリュームやiPhoneの位置を調整することで改善されます。
試しに使ってみましたが、それほどクリアな音声では聞こえませんでした。しかし、会話を盗み聞きされていたとしたら気持ちが悪いので、不審なiPhoneが置いてあったら会話に気をつけたほうがいいかもしれませんね。