Appleは10月26日、「iOS 15.1」および「iPadOS 15.1」の配信を開始しました。iOS 15の注目機能であるSharePlayや、iPhone 13 ProシリーズでのProResビデオ撮影機能などが提供されます。
iPhone 13 ProでのProResビデオ撮影が解禁、自動マクロ切り替えオフ設定も
Appleが「iOS 15.1」「iPadOS 15.1」の提供を開始しました。iOS 15.1では、FaceTimeで他ユーザーとApple Musicなどのコンテンツ体験を同期して共有できるSharePlayが追加されます。
日本国内ではFaceTimeをメインのコミュニケーションツールとしているユーザーが多くなく、「Apple News+」など提供されていないサービスもありますが、サードパーティアプリでも対応すればオンラインで一緒にコンテンツを楽しむことができるようになります。
またiPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでのProResビデオ撮影の解禁、写真やビデオ撮影時に自動でマクロに切り替わる設定をオフにできるようになります。
その他、写真アプリで「十分な空き容量がありません」と表示される不具合や、利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題などが修正されます。
「iOS 15.1」リリースノート
iOS 15.1にはSharePlayが追加されます。SharePlayは、FaceTimeで家族や友達と同じ体験を共有できるまったく新しい方法です。このリリースには、iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでProResビデオを撮影する機能と、Appleウォレット内の検証可能な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードが追加され、iPhoneのその他の機能の追加およびバグ修正も含まれます。
SharePlay
- SharePlayはFaceTimeとApple TV App、Apple Music、その他の対応しているApp Store提供Appのコンテンツを同期して体験を共有できる新しい方法
- コントロールの共有により、全員が一時停止、再生、早戻し、早送りを行うことが可能
- 友達が話したときに、映画、テレビ番組、曲の音量を自動的に下げるスマートボリューム機能
- Apple TVでは、iPhoneでFaceTime通話を継続しながら、大画面で共有したビデオを視聴するためのオプションに対応
- 画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能
カメラ
- iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでのProResビデオの撮影
- iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxでの写真またはビデオの撮影時に自動マクロ切り替えをオフにする設定
Appleウォレット
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットに追加して提示することが可能
翻訳
- “翻訳” Appおよびシステム全体での翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応
ホーム
- HomeKit対応の湿度センサー、空気質センサー、または光量センサーの現在の値に応じて実行される新しいオートメーション
ショートカット
- イメージやGIFの上にテキストを重ねて配置できる、あらかじめ用意されたアクション
このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
- “写真” Appで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き領域がありません”と報告されることがある問題
- “天気” Appで、現在地の現在の気温が表示されないことやアニメートされた背景のカラーが正しく表示されないことがある問題
- 画面をロックしたときにAppからのオーディオ再生が一時停止することがある問題
- 複数のパスでVoiceOverを使用しているときに“ウォレット”が予期せず終了することがある問題
- 利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題
- 時間の経過に伴うバッテリー容量の推定を改善するために、iPhone 12モデルでバッテリーアルゴリズムをアップデート
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
「iPadOS 15.1」リリースノート
iPadOS 15.1にはSharePlayが追加されます。SharePlayは、FaceTimeで家族や友達と体験を共有できるまったく新しい方法です。このリリースにはその他の新機能およびiPad用のバグ修正も含まれます。
SharePlay
- SharePlayはFaceTimeとApple TV App、Apple Music、その他の対応しているApp Store提供Appのコンテンツを同期して体験を共有できる新しい方法
- コントロールの共有により、全員が一時停止、再生、早戻し、早送りを行うことが可能
- 友達が話したときに、映画、テレビ番組、曲の音量を自動的に下げるスマートボリューム機能
- Apple TVでは、iPadでFaceTime通話を継続しながら、大画面で共有したビデオを視聴するためのオプションに対応
- 画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能
翻訳
- “翻訳” Appおよびシステム全体での翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応
ホーム
- HomeKit対応の湿度センサー、空気質センサー、または光量センサーの現在の値に応じて実行される新しいオートメーション
ショートカット
- イメージやGIFの上にテキストを重ねて配置できる、あらかじめ用意されたアクション
このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
- “写真” Appで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き領域がありません”と報告されることがある問題
- 画面をロックしたときにAppからのオーディオ再生が一時停止することがある問題
- 利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222