PFUが販売する人気の高性能キーボード「Happy Hacking Keyboard」シリーズの生誕25周年を記念して、特別モデル「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」が発売されました。一足先に提供いただいたので、早速開封!
HHKB生誕25周年記念モデル「雪」が登場!
PFUが販売する高性能キーボード「Happy Hacking Keyboard(以下、HHKB)」シリーズから、生誕25周年を記念して、純白の「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」が10月25日より発売となります。パッケージも通常の黒ではなく白!
HHKBは1996年12月に発売して以来、プログラマーやエンジニアなどを中心に愛用者が増え、現在ではライターやサラリーマン、小説家など、多くのユーザーから熱狂的に支持される高性能キーボード。
「HHKB Professional HYBRID Type-S」の詳細なレビューは以下の記事を参照。独特の打鍵感は病みつきになりますし、個人的には手の疲れが劇的に改善されたのが大きい。
というわけで早速開封していきます。今回もPFUから提供いただいたのですが、PFUからレビューしてくれとは言われていません。でも最高にカッコよかったので外観を中心に紹介していきます。
従来モデルの「白」では、EscやTab、BSやEnterなどのキーがグレー配色だったのですが、「雪」ではすべてのキーが真っ白です。
そして生誕25周年記念モデルということで、特別デザインキーが特徴。ここだけ赤が入っているので、特別感があります。
通常モデルと同じ「HH」キーも同梱しているので、特別デザインキーと交換することも可能。なお英語配列では、「Fn」キーが特別デザインキーに変更されています。こちらも通常の「Fn」キーが同梱します。
とはいえキートップには印字もありますし、なんだか物足りない。でも、そこはさすがのPFU。なんと純白の無刻印キートップセットも同時発売です!
純白の「無刻印キートップセット」が登場!遂に日本語配列にも無刻印が!
むしろこっちが大本命なのでは!?というくらい驚きではあるのですが、純白の「無刻印キートップセット(雪)」も同時発売されます。
しかも、これまで「無刻印キートップ」は英語配列しか販売されていませんでしたが、今回は日本語配列も発売です!やったー!
というわで「真の純白のHHKB」を完成させるべく、もりもりキートップを付け替えていきます。
HHKBとは関係ありませんが、キートップが外せるってとても重要。長期間使っていると、どうしても汚れてくるので掃除したい。
ちなみにMacBookのキーボードやMagic Keyboardってキートップは外せるけど、公式にはお手入れとしてオススメしてないので汚れっぱなしの人も多いのでは。(MacBook や MacBook Pro のキーボードのお手入れ方法 - Apple Support)
というわけで完成しました!純白のHHKBがここに誕生!
すごい。まったく印象が変わるし、何よりカッコいい……。そして白い。
どの角度から見てもスッキリした印象。ミニマリストな人は大歓喜なんじゃないですかね。純白のHHKBを自作していたHHKBアンバサダーのトバログ @tobalogも提供してもらっているだろうから大歓喜しているはず。
墨(黒)の無刻印キートップもスッキリした印象ですが、白はもっと引き締まったスッキリ感がありますね。HHKB(墨)にあわせてデスク環境を黒で統一している僕はどうしたら……。
さらにさらに、カラーキートップセットから新色も発売されます。2021年6月に開催された「カラーキートップ新色募集キャンペーン」で投票上位となった組み合わせが商品化されたもの。
すべて同じキーカラーもいいんですが、差し色にこうやって遊べると気分が変わって仕事のやる気あがる。嘘だと思ったら試してほしい。きっとやる気が出る。
純白だからでしょうか、カラーキートップを入れると、どことなくガンダムのような印象。新色のカラーキートップを付けると「ガンダム00」っぽい。
以前から販売されているカラーキートップの赤いコントロールキーを付けてみたところ、かなりガンダムっぽくなりました。
すごくガンダムですけど、これはこれでカッコいい。「HH」キーのところに地球連邦軍のマークとか付けたい。
カラーキートップは1,980円(税込)。こちらも10月25日より発売です。
PFUの「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」へのこだわりがすごい
25周年記念モデルの「雪」は、「HHKB Professional HYBRID Type-S」カラーバリエーションなので基本的な仕様は同じです。
言ってしまえば「ただの色違い」なのですが、「雪」という真っ白さを表現するためのこだわりがPFUの(というかHHKBの)職人気質的なこだわりが垣間見えます。
通常の「HHKB Professional HYBRID Type-S」であれば、筐体の右上に「Type-S」という印字があるのですが、「雪」は白さを際立たせるためか印字がありません。
また筐体右上にある「HHKB Professional HYBRID」という印字も同様。
「雪」には印字がなく真っ白。製品名が書いてない。「雪」のコンセプトを完成させるために、メーカーとして商品名の印字をしないって判断がすごい。極端に言えば、iPhoneの背面からAppleのロゴがなくなったみたいな話。(ちょっと違うか)
基本的な仕様は同じなので、裏面は一緒です。DIPスイッチなども変わりませんし、キーリマップツールなども問題なく使えます。
「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」の価格は36,850円(税込)。そして残念でもあるのですが、記念モデルなので国内2,500台(英語配列 1,250台、日本語配列 1,250台)の限定販売です
そして純白のHHKBを実現するための「無刻印キートップセット(雪)」も残念ながら英語配列300セット、日本語配列300セットの限定販売です。英語配列は4,510円(税込)、日本語配列は4,950円(税込)です。
HHKBファンなら買っておきたい純白モデル。HHKBを常時2台で仕事しているので、個人的にはもう1台欲しい……。