9月24日より発売となる「iPhone 13」ですが、昨日公開された商品紹介ページでは「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ」と書かれています。Appleがふざけたコピーを書いたのか?と見えそうですが、これの元ネタはメリー・ポピンズのようです。
英語サイトでは「SupercolorpixelisticXDRidocious.」
Appleは9月15日にスペシャルイベントを開催し「iPhone 13」を発表しました。発表後に公開された商品紹介ページを見ると、iPhone 13のディスプレイは「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ」と書かれています。
Appleさん、いよいよ語彙力がなくなったか?という感じもありますが、「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ」は理由があるようです。グローバルに展開される商品ページの大本になっているのは英語の公式サイトなので、まずは英語ではどう書かれているか確認してみます。
英語の公式サイトを見てみると「SupercolorpixelisticXDRidocious」と書かれています。やっぱり英語でも語彙力……と見えそうですが、この表現は元ネタが存在するようです。
元ネタは何かというと映画「メリー・ポピンズ」の劇中歌である「Supercalifragilisticexpialidocious」という有名な楽曲。この言葉は特に意味はなく「おまじない」のようなもので、何もいうことがない時に使う言葉とされています。
つまり「Supercalifragilisticexpialidocious」に手を加えて「SupercolorpixelisticXDRidocious」にしたと考えられます。
日本語訳ではどうなっていたかというと「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ」です。もとの英語を日本語にすると「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」なので、まあわからなくもない?
世界で最も長い英単語である メリー・ポピンズの"Supercalifragilisticexpialidocious" をもじって、"SupercolorpixelisticXDRidocious"にしたの上手すぎて鳥肌立った
— へいほぅ (@5ebec) September 14, 2021
しかし日本語訳、担当した人がめちゃくちゃ悩んだ結果全てがどうでも良くなった感が凄い #AppleEvent pic.twitter.com/YmnMZfcOGa
スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ、なにがどうなったらスーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイになってしまうのかと思って確認しに行ったのだが、オリジナルのページでも割とスーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイだったので適切ローカライズだった pic.twitter.com/gXWpX4qpIv
— sabakichi|Domain ✍︎ (@knshtyk) September 14, 2021