米調査会社Sensor Towerは6月28日、2021年上半期もモバイルアプリに関する調査データを公開しました。上半期に最も収益をあげたのは「TikTok」で、日本のコミックアプリである「ピッコマ」も4位にランクインしています。
2021年上半期、最も収益をあげたのは「TikTok」
米調査会社Sensor Towerは6月28日、2021年上半期のモバイルアプリ市場についての調査データを公開しました。
世界全体のモバイルアプリでの消費支出は、App StoreとGoogl Playの全体で649億ドルに達したといい、2020年上半期と比較して24.8%増加したということです。昨年は28.4%の増加だったため成長率は昨年を下回っています。
ゲーム以外のアプリでは、「TikTok」が昨年に続きトップで世界最高の収益をあげています(中国向けのTikTok「Douyin」を含む)。収益は前年同期比74%増の9億2000万ドル以上になる予測。「YouTube」も2位を維持、3位にはTinderがランクインし、4位には「ピッコマ」、5位には「Disney+」がランクインしています。
ゲームアプリではTencentの開発する「Honor of Kings(王者栄耀)」がトップ、2位もテンセントの「PUBG Mobile」がランクインしています。3位はMiHoYoの「原神」。10位にはCygamesの「ウマ娘 プリティーダービー」がランクインしていますが、リリース日は2021年2月24日であったため、下半期はさらに上位にランクインする可能性があります。