Amazonの「やらせレビュー」の存在を傾向を分析し、商品の信用度を分析できるというアプリ「サードモール」が公開されています。実際に信用できる結果なのか試してみます。
使い勝手は良い。iPhoneなら超簡単にチェックできる
Amazonにある商品レビューには「やらせレビュー」があることは知られていますが、そういったレビューを分析することで商品の信用度を測り、安心して買い物することができるというアプリ「サードモール」が公開されています。
Amazonの商品ページのURLをアプリ内で検索するだけで、商品の信用度をチェックできます。
またAmazonアプリ内の共有ボタンから、URLをサードモールに共有するだけで使えるというお手軽さが便利。
Amazonのレビュー評価だけでなく、楽天市場など他ストアとの価格比較も行えます。
「サードモール」の信頼度は?
やらせレビューを分析している仕組みや、信用度の算出方法について、公式サイトやアプリの説明では公開されていないため不明。ケータイWatchによると、運営会社のcrispyは以下のように説明しているようです。
同社によれば、分析は「商品情報」「販売元情報」「レビュー評価自体の情報」を軸に実施される。商品情報については、商品名や商品の説明文の文言を確認。販売元は、Amazon.co.jpによるものか、マーケットプレイスなのか、あるいは販売店舗のレビュー、電話番号の掲載の有無などをチェックする。レビュー評価については、評価分布や推移などを確認している。もし「やらせ」が確認された場合は、ブランドやメーカー、販売店がブラックリストに追加される。
ガジェット周りで怪しい商品に多く見られる、商品画像になんらかのエフェクト加工がされている商品ではどういった結果になるのか、実際に以下の製品で試してみます。
結果は意外にも「安心」という評価。★4。なるほど。
ちなみに、定番の「サクラチェッカー」で同じ商品を調べてみると「警告」という評価。★2.92でした。
ユーザー目線では、厳し目に評価してくれたほうが安心感があります。しかしサードモールの使い勝手はサクラチェッカーより便利。サードモールの評価精度が高く(厳しく)なれば定番アプリになりそうですね。