Appleは今秋リリース予定の「iOS 15」では、新機能としてアプリ間での「ドラッグ&ドロップ」に対応します。実際にどのような動作になるのかデモンストレーションした動画がTwitterに投稿されていました。
iOSでもアプリ間でのドラッグ&ドロップが可能に
Appleは6月7日に開催した世界開発者会議「WWDC21」で、iOS 15、iPadOS 15など次期OSを発表しました。
【まとめ】WWDC 2021をおさらい。iOS 15、iPadOS 15、watchOS 8、macOS MontereyiOS 15では新機能の1つとして、アプリ間をまたいでのドラッグ&ドロップに対応したことが発表されていましたが、MacStoriesの編集長FedericoViticci氏が、新機能のデモンストレーション動画をTwitterに公開しています。
Using cross-app drag and drop on iPhone in iOS 15. Finally 🎉 #WWDC21 pic.twitter.com/1RbyPBGfcq
— Federico Viticci (@viticci) June 7, 2021
動画では写真アプリから写真を選択し、マルチタスクを起動させメールアプリの新規メールに画像を添付する様子などが確認できます。
操作としては、ドラッグしたいコンテンツを長押し、別の指でディスプレイをスワイプしてマルチタスクを起動、ドロップ先のアプリを選択して指を離す、といった感じ。コンテンツの移動中(ドラッグ&ドロップ中)は、ドラッグしているコンテンツが透過された状態でディスプレイに表示されるため、自然な操作ができます。
なお、ドラッグ&ドラップはコンテンツが「移動」するのではなく、「コピー(複製)」される操作になります。
Drag and drop
With support for drag and drop across apps, you can pick up images, documents, and files from one app and drag them into another.
iPadOS 15でも同じ操作が可能になります
iPadOSでは、Split ViewやSlide Overなど、1画面に2つのアプリを開いた状態であれば、アプリ間でのドラッグ&ドロップが可能でした。
iPadOS 15では、iOS 15と同じ操作でアプリ間のドラッグ&ドロップが可能になります。