Webサービスの1画面統合アプリとして「Biscuit」を使っていたのですが、Chrome拡張機能が使えないなど不満点がありました。が、昨年から話題になっていた「Sidekick」に切り替えたら仕事効率が爆あがり。現時点で最強の仕事用ブラウザでしょう。
各種ウェブサービスを1まとめ。そしてChroniumベースなのでChrome拡張機能が使える
Slack、Gmeil、Trelloなどブラウザベースで利用できる各種ウェブサービスを1画面に統合できるブラウザといえば「Station」や「Biscuit」が人気です。
僕も「Biscuit」を愛用していましたが、不満が出てきて結局Chromeをメインで使うようになってしまいました。
不満の原因は「Chrome拡張機能」です。便利な拡張機能が多く、やっぱりChromeが便利なんですよね。Chrome拡張機能が使えて、各種ウェブサービスを1まとめにできるブラウザってないかなー?と思っていたらありました。
昨年から話題になっていた「Sidekick」というブラウザです。Chromiumベースのブラウザなので、使い勝手はChromeそのまま。なんならChromeからの移行も超簡単です。拡張機能もそのままに引っ越しが可能。
「Sidekick」は仕事用のブラウザとして開発されていて、チーム利用を想定した機能が充実しています。例えばチームとしてのテンプレートとしてサイドバーを作れたり、パスワードをチーム間で共有したりすることが可能。
これらの機能は使えませんが、個人利用であれば無料で利用することができます。そして無料でも十分に便利過ぎる。
完全に僕が求めていたブラウザでした。
「Sidekick」の便利だったポイント
以下、ざっと便利だったポイントを列挙します。
まずChrome拡張機能が使えること。Chromeからの移行もGoogleアカウント連携であっという間に完了します。
そして、よく使うウェブサービスはサイドバーに置いておけます。通知バッジもつきます。(うまくバッジがつかないときもありますが、僕の設定の問題かも)またウェブアプリはプライベートセッションに設定することで、複数のアカウント切り替えも可能。
サイドバーに追加したウェブアプリはショートカットで切り替えできます。わざわざマウスを移動させてウェブアプリを選ぶ必要なく、キーボードで操作できるので便利。
アドブロッカーも標準装備(仕事柄広告はオフにしたくないので使っていませんが)。またAIベースのタブ停止機能を搭載しています。AIがユーザーが使用しないタブを予測してタブを停止。余計なメモリ消費を抑えてくれます。
無料ユーザーでは複数のワークスペースを作ることはできませんが、セッションを切り替えることでタブが散らからなくなります。仕事用のセッション、趣味用のセッションと分けるだけでも十分にスッキリする。
他にも地味だけれど、Google Keepにサッとメモをすることも可能。一時的なメモはスティッキーズを使っていましたが、ブラウザで完結できる。
検索機能も優れていて、この間見たあれなんだっけ?をすぐに解決してくれます。登録しているウェブアプリも横断して検索してくれるので、サッとBOXの中身を含めて検索なんてことができます。
ウェブアプリの1画面統合 + Chromeと同等ブラウザの合体。とても便利なので是非使ってみてください。
Sidekick – the fastest work environment ever made