5億3000万人を超えるFacebookユーザーの個人情報がハッカーフォーラムで公開されていた問題で、Facebookは4月6日(現地時間)、公式ブログで問題について説明しています。
Facebookが個人情報公開問題を説明「2019年9月以前にスクレイピングされた情報」
Facebookは4月6日(現地時間)、5.3億人を超えるユーザーの個人情報がハッキングフォーラムで無料で公開されていた問題について、公式ブログで説明しています。
Facebookは今回の問題について、2019年以前にスクレイピングで集められたデータであり、システムがハッキングされたわけではないと説明。この問題はすでに対応済であるとしています。
現時点で個人情報が流出したユーザーに対し、Facebookから通知やメールなどは行われておらず、ユーザーが自主的に登録してある情報の変更や2要素認証の有効化など、適切な設定をするよう勧めています。
自分の個人情報が流出していないか確認する方法
公開されていた個人情報のうち、日本ユーザーのアカウントは42.8万件含まれていたと報じられています。自分のアカウント情報は大丈夫だったのか確認するには、データ漏洩を簡単にチェックできるウェブサイト「Have I been pwned?」を利用する方法があります。
「Have I been pwned?」はセキュリティにおいては国際的な活躍をしているTroy Hunt氏が運営するサイト。4月4日には、データベースにFacebookのデータを追加することを案内していました。
I’ve had a heap of queries about this. I’m looking into it and yes, if it’s legit and suitable for @haveibeenpwned it’ll be searchable there shortly. https://t.co/QPLZdXATpt
— Troy Hunt (@troyhunt) April 3, 2021