東京都は3月5日、家族構成などを入力することで、災害に備えた備蓄の品目や量を簡単に確認できる「東京備蓄ナビ」を公開しました。実際に試してみましたが、必要な備蓄の量に驚くとともに、備蓄が足りてないと実感させられました。
自分の家庭に合わせた備蓄を教えてくれる「東京備蓄ナビ」
東京都が、いつくるかわからない災害に備えた「備蓄」について、何をどのくらい備蓄すればよいか案内する「東京備蓄ナビ」を公開しました。
一緒に住んでいる人の人数、性別、年代、ペットの有無、住まいの種類(戸建て/集合住宅)といった簡単な設問に答えるだけで、自分に合った備蓄の品目や量について簡単に確認ができます。
我が家の場合(男性・成人、女性・成人、子ども4歳、集合住宅、ペットなし)で必要な備蓄を確認してみたところ、以下のような結果になりました。
水59リットル、レトルトご飯59食など、我が家は備蓄が足りていないなと実感させられる結果でした。
東京都はあわせて備えに役立つ記事も公開。旧来の長期保存が可能なものを備蓄しておくのではなく、日常の食料を少し多めに買い、食べながら備蓄を回していく「ローリングストック法」などが紹介されています。
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「3.11」から10年。災害への備えを振り返るタイミングとして、「東京備蓄ナビ」を確認してみては?
自分に合った備蓄を調べてみよう | 東京備蓄ナビ「東京備蓄ナビ」は3月中にオープンソース化を予定
東京備蓄ナビは3月中にオープンソース化が予定されています。GitHubでソースコードが公開される予定。
東京都だけでなく、他自治体での活用や、外部のエンジニアからの指摘を反映し、機能強化もされていくそうです。
東京都防災アプリ
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- ライフスタイル, ナビゲーション
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- Tokyo Metropolitan Government