自分が死んでしまった時、あらかじめ設定しておいたツイートを投稿してくれるサービス「desubot」のβ版が公開されています。β版公開前から注目されていたサービスで、早速使ってみました。
「あなたが亡くなった時にフォロワーにお知らせします」
Twitterでしか交流のない人もいる時代。もし自分が死んだ時に、その事実をどうやってフォロワーに伝えればいいのか。
そんな問題を解決するサービス「desubot」がTwitterで話題になっていました。開発したのはnwsa(@hrqsn)さん。
自分が死んだ時にフォロワーにお知らせする「desubot」をつくってみた。1年ごとに送られてくるダイレクトメッセージに応答がなかった場合、予め予約した内容(遺言)でツイートしてくれます...👻👻 pic.twitter.com/7hOiLOK2GS
— nwsa (@hrqsn) February 26, 2021
この投稿が大きく注目されたのが2月末。3月5日にはβ版が公開され、3月7日にはツイートをスレッドで3つまで投稿できるようにアップデートも行われています。
お待たせしました!
— nwsa (@hrqsn) March 5, 2021
自分が死んだ時に遺言をツイートしてくれる「desubot」β版を公開しました。万が一の際に備えておくことで、心残りをなくすことを目的に開発しています。よろしくお願いします🤲https://t.co/VSIOtrvjmC
《アップデートとお詫び》
— nwsa (@hrqsn) March 7, 2021
先ほど「スレッド」機能を公開しました🎉 3つまでスレッドを追加し、長文をツイートすることができます。
それに伴い、一部の方に再度メッセージの登録をお願いする場合があります。よろしくお願いいたします。#desubot pic.twitter.com/ZcTo8YLJUs
「desubot」は、登録したTwitterアカウントの活動(ツイート、いいね)が更新されていない場合、desubotから生存確認のDMが届き、DMに貼られたリンクが2周間以内にクリックされなければ、あらかじめ設定しておいた遺言ツイートが投稿されるというもの。
「生存確認の間隔」は、1か月、3か月、6か月、1年から選択できます。自分の生活や状況によって選べるわけですが、長めの間隔にすると死んでから遺言をツイートするまでの間隔も長くなる可能性があるので、よく考えて設定したほうが良さそう。
アカウントの削除(desubotからの削除)は、アカウントタブから「アカウントを削除する」を選択するだけ。
Twitterでは「ユーザーが死ぬまでサービスが生き残っているか」などの意見もあがっていますが、できるだけ長く存続してもらいたいところ。
マンガみたいな「君がこれを見ているということは、僕はもうこの世にいないということだろう」みたいなツイートができちゃいますね。
desubot「desubot」のよくある質問
《よくある質問》
— nwsa (@hrqsn) March 7, 2021
1. 複数のアカウントを登録できますか?→サイトからログアウトする事で他のアカウントを登録できます
2. 利用を中止するには?→ダッシュボードの「アカウント」からアカウントを削除できます
3. desubotの綴りがdeathじゃないのは何故ですか?→deathだと少し怖いじゃないですか
4. 要求される権限が多くて不安です→こちらを参照してください: https://t.co/0ecXWboihW
— nwsa (@hrqsn) March 7, 2021