Appleの動画編集アプリ「Final Cut Pro」は買い切りのアプリケーションですが、サブスクリプションを導入する計画があるようです。Appleが商標の更新をしたことで、サブスクリプション導入が示唆されてたと報じられています。
「Final Cut Pro」サブスクリプション導入へ前進
Appleは動画編集アプリ「Final Cut Pro」に、サブスクリプションを導入する計画があるようです。
Patently Appleによると、Appleはヨーロッパで「Final Cut Pro」の商標更新をし、「ソフトウェアのレンタル」をカバーするカテゴリーを追加したことが確認されたとのこと。追加されたカテゴリはSaaSやPaasなどに使われるもので、Microsoftの「Office365」にも付与されているとのこと。
これらの事実から、Appleは将来的に、「Final Cut Pro」を買い切りのアプリケーションではなく、サブスクリプションで提供する可能性があると予測されています。
「Final Cut Pro」がサブスクになるとしたら、どんなパターンがある?
現在は36,800円の買い切りアプリケーションとして提供されている「Final Cut Pro」。今後サブスクリプションが導入されるとしたら、どんなパターンになるでしょうか。
Adobe製品もそうでしたが、サブスクリプションを導入するならば、買い切りタイプを永続的に存続させることは考えにくいでしょう。
段階としては「順次買い切りタイプを廃止していく」というプランが現実味があるのではないでしょうか。
- 買い切りタイプは継続しつつ、次回メジャーアップデートからサブスクリプションに移行
- 買い切りタイプを廃止し、サブスクリプションでのみ提供
「Final Cut Pro」がサブスクリプションになるということが決定したわけではありませんが、Appleがサブスクリプションを検討していることは間違いなさそうです。