iPhoneは最大240Hzの可変リフレッシュレートに?Appleが特許

iPhoneは最大240Hzの可変リフレッシュレートに?Appleが特許

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Appleは、iPhoneのディスプレイを最大240Hzに変更できる、可変リフレッシュレートに関する特許を出願していたことが明らかになりました。いずれiPhoneで採用される可能性があります。

iPhoneのリフレッシュレートは60Hz〜240Hzまで対応するかも?

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Photo by Frederik Lipfert on Unsplash

米特許商標庁(USPTO)が2月16日に発表したAppleの特許で、iPhoneのディスプレイを最大240Hzのリフレッシュレートに変更できる可変リフレッシュレートに関する内容が確認されています。

複数のリフレッシュレートでの表示を可能にする特許で、ネイティブリフレッシュレートの2倍またはそれ以上の倍率である高いリフレッシュレートで動作可能になるというもの。

現在、iPhoneのリフレッシュレートは60Hzですが、120Hz(2倍)、180Hz(3倍)、240Hz(4倍)まで対応することができるようです。リフレッシュレートを簡単に説明すると、ディスプレイの更新回数。60Hzであれば1秒間に60回更新されるということで、リフレッシュレートが高くなることで、コンテンツの表示はより滑らかになります。

リフレッシュレートの比較動画

iPad Proでは最大120Hzで表示可能になるProMotionテクノロジーが搭載されていますが、60Hzと比較すると大きな差があることがわかります。

iPad Proのリフレッシュレート比較動画

可変リフレッシュレートはバッテリーに影響の懸念

可変リフレッシュレートをiPhoneに搭載することは、バッテリーやシステムに影響を与える可能性があります。これまでの情報では、iPhone 13(仮)では電力消費を抑えることができるLTPOディスプレイが搭載されると予測されています。

LTPOディスプレイを搭載することで、Apple Watchのようなディスプレイの常時表示が可能になるという噂もあります。可変リフレッシュレートが有効になるシーンは、ゲームや映画などを楽しんでいる時など限定的になる可能性も考えられます。