Facebookが「Clubhouse」模倣サービスを開発中ーーNYT報道

Facebookが「Clubhouse」模倣サービスを開発中ーーNYT報道

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Facebookは、音声SNS「Clubhouse」と同じようなサービスを開発中だといい、現在は開発の初期段階にあるようです。The New York Timesが報じています。

Facebook、今度は「Clubhouse」の模倣サービスを開発か

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Facebookといえば、人気や注目されるサービスを模倣することで知られていますが、今度は音声SNS「Clubhouse」を模倣したサービスを開発中だと、NYTが報じています。

これまでにも、Snapchatを模倣したInstagramのストーリーズ、TikTokを模倣したReels、Zoomを模倣したRoomsなど数々の人気サービスと同等機能を開発してきたFacebookだけに、「Clubhouse」の模倣はありえない話ではありません。

主要なITサービスでは、人気機能を模倣することはよくあること。TwitterのフリートやLINEのストーリーも、24時間で消える投稿という点やUIを見ても模倣サービスです。

NYTによると、Facebookの幹部は従業員に「同様の製品を作るように」と指示したといい、Facebookの広報担当者は「私たちは長年、オーディオとビデオの技術を通じて人々をつなぎ、ユーザーの体験を改善する新しい方法を常に模索しています」とコメントしたと伝えています。

「Clubhouse」が人気の理由を、Facebookが模倣できるのか

Clubhouseが急速に人気を拡大した背景には「招待制」というポイントがあります。日本では話題になった当初、メルカリなどで招待枠が販売されていました

仮にFacebookがClubhouseを模倣したサービスを公開したとして、「招待制」を導入するのは考えにくく、Clubhouseのような"熱狂"を得るには相当な場作りが必要になりそう。

Clubhouseでの配信はアーカイブされないという点も特徴ではありますが、すでに芸能人のClubhouse配信が記事になったり、Clubhouseの配信を録音/録画してYouTubeに公開するユーザーなども現れています。

なおTwitterは昨年12月から、音声チャット機能「Spaces」のベータテストを開始。機能が有効になっているユーザーはフリート作成画面の右端に「Space」が追加されている。Space(Clubhouseでいうところのroom)を作成し、任意のユーザーーにDMしたり、リンクを共有することで音声チャットを開始することができます。