Appleは2月10日、「macOS Big Sur 11.2.1」をリリースしました。一部のMacBook Proでバッテリーを充電できなくなる問題を修正したほか、重大なセキュリティアップデートが含まれています。
「macOS 11.2.1」sudoにroot権限が奪われる脆弱性を修正
Appleが「macOS Big Sur 11.2.1」を正式リリースしています。今回のアップデートはマイナーアップデートですが、重大なセキュリティ脆弱性などが修正されています。
MacBook Pro(2016)およびMacBook Pro(2017)の一部の機種でバッテリーに充電できないことがある問題を修正。sudoがroot権限が奪うことが可能だった脆弱性(CVE-2021-3156)への対応。Inteのグラフィックドライバーで、カーネル権限で任意のコードが実行できる脆弱性が修正されています。
セキュリティアップデートが含まれているので、すべてのユーザーにアップデートが推奨されます。