Appleが、2021年に発表予定のMacBook Proでは、はるかに高速なプロセッサと刷新したディスプレイを搭載し、MagSafeを復活させる計画があるようです。Bloombergが伝えています。
次期「MacBook Pro」は14インチ、16インチの2モデルが開発中
米Bloombergは1月15日、Appleの計画に詳しい人物からの話として、Appleが2021年に発表予定のMacBook Proは、はるかに高速なプロセッサと新しいディスプレイを搭載し、MagSafeを復活させる計画があると伝えています。
新型MacBook Proは、コードネーム「J314」と呼ばれる14インチモデルと、「J316」と呼ばれる16インチが提供される予定で、次世代のAppleシリコンを搭載し、より多くのコアと強化されたグラフィックが搭載されるとのこと。
新しいMacBook Proはデザインが少し変更されているそうですが、現行モデルとほぼ同じに見えるといい、2021年半ばには発売を目指しているということです。
MagSafeが復活?Touch Barを排除したバージョンもテスト中
Macの「MagSafe」は2006年〜2015年にかけて採用されていましたが、それ以降はUSB-Cでの充電に切り替わっています。MagSafeを採用することで、USB-Cより速く充電できるようになるとのこと。充電がUSB-ではなくなっても、Appleは複数のUSB-Cポートを搭載する予定だといいます。
またAppleはMacBook ProのキーボードからTouch Barを排除したバージョンもテスト中だそう。ファンクションキーが従来の物理キーに戻る可能性もあります。
さらに新しいMacBook Airも計画されていますが、MacBook Proよりも後のリリースにるようです。
Appleの情報に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏も、Appleは2021年第3四半期に、2つの新型MacBook Proがリリースされると予測しています。
Kuo氏もMagSafe復活を予測していて、本体のデザイン刷新、Touch Barが排除され物理的なファンクションキーを搭載するとしています。
デザインについてはiPhone 12やiPad Proのような直線的な角張ったデザインになるとのこと。内部の排熱設計については、現行のMacBook Pro 16インチと変わらず、より処理能力を高めることができるといいます。
なお新型MacBook Proは、すべてAppleシリコンモデルで、Intelモデルは用意されないようです。