Twitterは1月9日、ドナルド・トランプ米大統領の個人アカウント(@realDonaldTrump)を永久停止としました。1月8日にはFacebookページやInstagramアカウント、YouTubeチャンネルなども停止されています。
トランプ氏のTwitterアカウントが永久停止「さらに暴力を扇動するリスク」
Twitterは1月9日、ドナルド・トランプ米大統領の個人アカウント(@realDonaldTrump)を永久停止としました。
永久停止の理由について「最近のツイートやその前後の状況などを綿密に検討した結果、さらなる暴力を扇動する危険性がある」と説明しています。
After close review of recent Tweets from the @realDonaldTrump account and the context around them we have permanently suspended the account due to the risk of further incitement of violence.https://t.co/CBpE1I6j8Y
— Twitter Safety (@TwitterSafety) January 8, 2021
Twitter社は1月6日、トランプ氏の支持者らが1月6日、米連邦議会議事堂に乱入し、死者がでた事案を受け、トランプ氏のツイートはTwitterのポリシーに違反していると判断されアカウントを一時停止。さらに違反があればアカウントを永久停止する方針を示していました。
マーク・ザッカーバーグ「トランプ氏が当社のサービスを利用し続けることを許可するのは、リスクが大きすぎる」
トランプ氏のSNSアカウントが永久停止とされたのはTwitterだけではない。1月8日にはFacebook、Instagramのアカウントも永久停止されています。
Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは「トランプ氏が当社のサービスを利用し続けることを許可するのは、リスクが大きすぎる」とコメントしています。
Twitterと違い、FacebookとInstagramは永久停止されたものの、過去の投稿の閲覧でき、新規投稿のみできない状態。YouTube、Twitchのチャンネルもアカウント停止となっているが、過去の投稿は閲覧可能で新規投稿が制限されています。