Appleが発表間近とされているオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Studio」が、生産上の「大きな問題」が発生しているようです。リーク情報で著名なJon Prosser氏によると、大きな問題が発生し、重要な機能が削除されたと伝えています。また忘れ物防止タグ「AirTag」は11月にも登場する予定としています。
「AirPods Studio」遅ければ2021年3月まで延期か
Appleが発表予定とされているオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Studio」の生産に大きな問題が発生したようです。Appleのリーク情報で定評のあるJon Prosser氏が明かしています。
問題を受け、AppleはAirPods Studioからいくつかの重要機能を削除することで解決を図っているとのこと。順調に進めば11月に発表され、12月に出荷できるが、2021年3月までリリースされない可能性もあるとしています。
Technically, this means that (if everything goes smoothly and no further issues arise) they could still announce in November and ship in December.
— Jon Prosser (@jon_prosser) October 14, 2020
But it’s also just as likely that B515 (AirPods Studio) don’t see release until March 2021.
I’ll do my best to keep you updated.
これまでのリーク情報によると、AirPods Studioはアクティブノイズキャンセリングを搭載し、ユーザーが一部パーツをカスタマイズできる仕様で、タッチコントロールに対応。AirPodsのように外すと音楽再生が停止する機能や、左右の耳を検知するセンサーを搭載することで、ヘッドホン本体には左右がなく、ユーザーは左右を意識せずに装着できるとされています。
価格は349ドルで、Bloombergは2020年後半に発売されると予測していました。
「AirTag」は11月にiOS 14.3とともに発表
またJon Prosser氏はAirTagについても言及。AirTagを利用するための機能はiOS 14.3に含まれ、11月に公開される予定だといい、11月に発表されるとしています。
Unlike AirPods Studio, AirTags are and have been done & ready. It’s not even about production timelines for this product, at this point.
— Jon Prosser (@jon_prosser) October 14, 2020
It basically comes down to when Apple *feels* it’s the right time to put them out.
Appleは11月にAppleシリコン搭載Macの発表イベントを開催すると伝えられていますが、MacがメインのイベントでAirTagの発表があるのかは不明。プレスリリースのみでの発表となる可能性も考えられます。