ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が2019年に販売を終了したネットワークレコーダー「nasne」をバッファローが継承し、2021年春に発売されることが発表されました。
人気ネットワークレコーダー「nasne」が2021年に復活
ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)が2019年まで販売していたネットワークレコーダー「nasne」が、バッファローに継承され、2021年春に発売されることが明らかになりました。
「nasne」は、地上・BS・110度CSに対応したチューナーとハードディスクを内蔵した製品。接続したPlayStation 4やテレビ、スマートフォン、パソコンなどで視聴や録画・再生ができます。
(商品の特長)
— バッファロー【公式】 (@BUFFALO_melco) October 7, 2020
自宅のネットワークに「nasne(ナスネ)™」をつなぐことでPS4やスマホ・タブレットでテレビ放送や録画番組を楽しめます。家の中はもちろん外出先からも「nasne™」に録画した番組の視聴や録画予約が可能です。
続報をお待ちください! pic.twitter.com/xxhGUXpxIX
バッファローによると、nasneの販売継続を求める声が多く、ネットワーク関連製品を手掛けてきたバッファローの知見を活かし、SIEの協力のもとnasneを継承することになったとのこと。
なお「torne」オンラインサービスや、「torne」アプリケーションの対応機種については現在検討中だといい、詳細は追って発表されるとしています。
人気製品の復活で、Twitterではトレンド入り
販売終了となった現在でも愛用者の多い人気製品「torne」が復活するということで、Twitterではファンから期待の声も多く寄せられています。
なんと! もうバッファローには足を向けて寝られない!!!!!!!!!!https://t.co/i8qAw6Lkvc
— 中山智/旅人ITライターさとる【AD/PR】 (@yenma) October 7, 2020
TVerのコンテンツが充実して、だいぶnasneの出番は減ったけど、SIEとバッファローには拍手を送りたい。
— 石川 温 (@iskw226) October 7, 2020
nasneはBuffaloじゃなくソニーのレコ部隊が引き受けるべきなんじゃないの、という話もあるが、それがなかなかなアレである事情も分かっている……(けれど、そんなのは売る側の事情。だから、結果的にBuffaloに行ったのは良い解決手段です)
— Munechika Nishida (@mnishi41) October 7, 2020
うお!まじでえええ!!!
— 君国泰将 (@kunkoku) October 7, 2020
> 「nasne(ナスネ)™」をバッファローが継承。2021年春、発売決定 https://t.co/oq4ivgj0gD #nasne #ナスネ
SIEのプラットフォームプランニング&マネジメント部門長・西野秀明氏は、「多くのユーザーの皆さまにご利用いただいているtorneオンラインサービスおよびtorneアプリケーションに対応するハードウェアを、ストレージおよびNAS製品のプロフェッショナルであるバッファロー様から発売いただけること、大変嬉しく思います。今回発売されるnasneは、弊社が培った知見を活かしてバッファロー様が商品化されるものであり、nasneユーザーの皆さまの買い増し、買い替えのニーズにも応えられるものと期待します」とコメントしています。
ちなみにネットワークを介したテレビ番組の視聴や録画だけであれば、他社製品でも可能。僕自身はI-O DATAが販売する「HVTR-T3HD4/E」(ハードディスクレコーダー)を利用しています。3番組同時録画が可能で、スマホやタブレットからも録画や視聴ができるので重宝しています。(パソコンでの視聴録画は未対応)