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Zoomなどのビデオ会議で使えるフィルターといえば「Snap Camera」が定番ですが、iPhoneの「ミー文字」のようなアバターを作成できる無料アプリ「Hyprmeet」が登場していたので試してみました。
ミー文字みたいなアバターでビデオ会議に参加できる
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リモートワークで急増したビデオ会議。リモートワークが広まり始めた初期は「Snap Camera」などを使ったフィルター加工が話題になり、8月には資生堂が公式のSnap Camera用フィルターまで公開していました。
また手持ちの一眼レフカメラやミラーレスカメラをウェブカメラにしてしまう公式ツールを公開するメーカーも続々と登場し、ビデオ会議での"映え"を意識する人も増加。僕自身もビデオ会議のために、マイクやビデオ、照明を導入しました。
関連:ケーブル1本のシンプルなデスク環境が完成。リモートワークに最適化して、子どもの勉強スペースも作ったビデオ会議でのプレゼンを効果的に見せるためのアプリ「mmhmm」なども登場し、目新しいビデオ会議ツールは出揃ったかなと思っていましたが、ミー文字みたいなアバターを作れるアプリ「Hyprmeet」が登場していました。
「Hyprmeet」は現在ベータ版。macOS、Windowsに対応し無料で利用することができます。
ミー文字のように自由にアバターを作成し、ZoomやGoogle Meet、OBSなどでバーチャルカメラとして機能。表情にあわせてアバターも動くので、Snap Cameraのフィルターとは一味違います。
仕事で使うのはハードルが高そうだけど"ほぼミー文字"
「Hyprmeet」を試してみたところ、率直な感想は「ほぼミー文字」という感じです。アバター作成の自由度も高く、顔の表情とアバターが連動して動くところも「ほぼミー文字」です。
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肌の色、髪の色、髪型……などなど、カスタマイズできる項目は多く、他の類似サービスと比較しても遜色はありません。作成したアバターはプリセットとして保存できます。
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標準でセットされているアバターもあります。うち1つのアバターはワンタッチで「バ美肉」(バーチャル美少女受肉)できます。
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アバターモードに変更すれば、すべてがバーチャルモードになります。ただし手や胴体は動かせません。アバターモードにすれば、顔のアップだけにすることも可能。
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「Hyprmeet」を仕事で使うのは"受け入れてもらえるか"という意味で難易度は高めな気がしますが、友だちと話す程度であれば十分に楽しめそう。そのうちmacOSの標準機能になりそうですね。