iOS 14およびiPadOS 14ではプライバシー対策がさらに強化されています。プライバシーへの配慮のひとつとして、アンテナマーク上に「緑の丸」や「オレンジの丸」が表示されるようになりました。
プライバシーへの配慮として「録音と録画のインジケータ」を表示
最新のiOS 14/iPadOS 14ではプライバシー対策はますます強化され、ユーザーが気づかぬうちにアプリが動作していてないか、さまざまな動作が可視化されるようになりました。
「録音と録画のインジケータ」が表示されるようになったのも、プライバシー対策の強化のひとつ。
In iOS 14 and iPadOS 14, there’s an easy way to tell if an app is using your camera or microphone.
— Apple Support (@AppleSupport) September 17, 2020
Just look for this indicator at the top of your iPhone or iPad. Like this. pic.twitter.com/jZuO6A5UzY
これはアプリが、iPhoneのマイクやカメラを使っている時は、ユーザーに知らせるという仕組み。例えば「Siri」へ音声入力をしている時は、「オレンジの丸」が表示されます。
「録音と録画のインジケータ」の表示
- 緑色の丸「●」:カメラ使用時、カメラとマイク使用時
- オレンジの丸「●」:マイク使用時
コントロールセンターでも「○○(アプリ名)、最近」と表示
またコントロールセンターでは、マイクやカメラを最近使ったアプリを確認できるようになっています。
知らぬ間に画面上に「●」「●」が表示されていた時は、コントロールセンターを開けば、どのアプリがカメラやマイクを使っていたのかがひと目で分かります。
なお「プライバシーへの配慮」としての機能であるため、この表示をオフにすることはできません。