ビジネスのシーンで使われることの多い、「アジェンダ」や「エビデンス」などのカタカナ語。一部には「ムカつく」「意味不明」「日本語で話せ」といった否定的な意見があるようで、ネット上では定期的に話題になります。一方で「日本語ではうまく伝わらない」ということもあるとする意見も。
「ムカつくカタカナ語への思いを綴りました」という投稿が話題に
Twitterで「ムカつくカタカナ語への思いを綴りました」という投稿が注目されていました。投稿は8月10日時点で、6.1万リツイート、13.9万いいねを集め、多くのユーザーから「わかる」「日本人なら日本語を話そうか」「上質なルー大柴」などの声が寄せられています。
投稿ではムカつくカタカナ語として、「アグリー」や「アジェンダ」、「エビデンス」「コアコンピタンス」「コンセンサス」「ジャストアイデア」「ナレッジ」「ファクトベース」「フィードバック」が挙げられていました。
ムカつくカタカナ語への思いを綴りました。今後も新しいカタカナを聞き次第更新していこうと思います。 pic.twitter.com/vSCxyLF2kr
— HONDA (@sen82599650) August 7, 2020
僕自身はIT企業で働いているので、カタカナ語は日常的。自分もよく使うので、ムカつく理由がよくわからないという感想。(投稿にある言葉の説明が一部間違っているのは置いておいて)
そうは言っても受け要られているカタカナ語もある気がしています。例えば「ディスカッション」とか「ブレスト」なんかはムカつく対象なんでしょうか。「アポを取る」「レスする」とかは一般的にも広く使われている気も。
言葉の感覚って難しい。
日本語とは異なるニュアンスが含まれている言葉も多い
たしかに日本語でも十分だよね〜と思う言葉はありますが、日本語だけではニュアンスがうまく伝わらないというケースがあるという意見もあります。
対応する日本語でほぼ事足りるものもあるだろうが、カタカナ語は広まるにつれて対応する日本語とは異なる(または、より広いかより狭い)ニュアンスを帯びるようになっていおくので、日本語に置き換えたのではうまく伝わらないことも多い。同じカタカナ語でも業界によって表記が微妙に違ったりするし https://t.co/djtQqiUSai
— あおじる (@kale_aojiru) August 8, 2020
英語ということではなく、カタカナ語(≒ビジネス用語)という捉え方をしたほうが良いかもしれないですね。
「ソーシャルディスタンス」も日本語で「人と距離をとろう」と言うよりも、「新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため〜」というニュアンスが含まれているでしょうし、単純に「間合い」とかじゃニュアンスを伝えきれないという気もします。
「ソーシャルディスタンスは『間合い』で良い。」
— 北見川せいあ (@s_kitamigawa) August 7, 2020
以前何処かのTLで見掛けた話ではありますが、全くの同意。
一方、よくよく考えれば片仮名に置き換えるのって今に始まった話ではなくて、えぇ、『大正デモクラシー』……
ふと思ったんですが、カタカナ語より「FYI」(参考までに)、「TBA」(追って連絡します)、「ASAP」(なるべく早く)などのほうが、よっぽど「ムカつく」「意味不明」「日本語で話せ」ってなりそう。
As soon as possibleでアサップとかいうのマジでやめてくれ
— タ凪観光 秘封蓮花蝶B-19 ⚡JS2BQJ⚡ (@TH8901_422MHz) August 7, 2020
素で「明後日」と聞き間違えて
明日中にやればいいやーと特急案件を放置してたらド叱られた
なるはやって言ってくれたほうがまだ分かる