iPhoneの標準アプリとしてプリインストールされている「ミュージック」アプリで、バッテリーが大量に消費される不具合が報告されています。原因はバックグラウンドでの動作と推測され、バックグラウンド動作を無効にしたり、モバイルデータ通信を無効にすることで回避できる可能性も報告されています。
iOS 13.5.1、「ミュージック」アプリでバッテリー消費が増える?
iOS 13.5.1をインストールしているiPhoneで、バッテリー消費が大幅に増えるという現象が確認されています。
バッテリー消費の問題となっているのは、iPhoneにプリインストールされている「ミュージック」アプリ。複数のユーザーからの報告によると、ミュージックがバックグラウンドで実行されていることが原因と推測されています。
一部のユーザーからは「iPhoneが非常に熱くなっている」「iTunes Matchが問題を起こしている可能性があると」いう報告もあがっています。
効果的な対策はには諸説、iOS 13.6で修正か
バックグラウンドでの動作に原因があると考えられるため、解決策としては諸説ありますが、ユーザーによっては問題が解決しない場合もあるようです。
代表的な解決策として挙げられているのは以下の通り。
- ミュージックアプリを削除する
- 自動ダウンロードをフにする
- Appのバックグラウンド更新をオフにする
- ミュージックアプリのモバイルデータ通信をオフにする
- ライブラリの同期を停止する
- 自動的にダウンロードを停止する
- iPhoneの初期化
ライブラリの楽曲すべてをダウンロードした後に、バックグラウンド更新やモバイルデータ通信をオフにすることで解決したという声もあります。
また、ミュージックアプリ以外でもバックグラウンドで動作しバッテリーを大幅に消費しているアプリも報告されています。iOS 13.6では解決される可能性があります。