
Appleは6月23日、世界開発者会議「WWDC 2020」を開催。Macシリーズに採用されているIntel製チップから、Apple独自開発の「Apple Silicon」への移行が発表されました。移行期間は2年を予定。なお、今後も新しいIntel版Macを発売する予定もあるとしています。
Apple独自プロセッサ「Apple Silicon」へ移行計画を発表

Macシリーズで採用されていたIntel製チップから、Appleが独自開発した「Apple Silicon」への移行が発表されました。
AppleがCPUを変更するのは約14年ぶり。ちなみにmacOSのバージョンも約19年ぶりに1つあがり、macOS 11.0となります。
Apple Siliconを採用した新しいMacは、2020年末に発売するといい、今後2年間で移行を完了する予定。
Intel版Macのサポートは継続、新しいIntel版Macも発売予定
なおIntel版MacのサポートとOSのアップデートは今後も継続され、新しいIntel版Macを発売する予定もあるとしています。

移行期間にアプリケーションが動作しなくなる可能性についても、開発者支援プログラムの立ち上げや、開発ツール「Universal 2」の提供、「Roseta 2」(Intel用コードを、Apple用コードに適宜変換する機能)などを用意し、ユーザーはシームレスな移行が可能だとしています。