Appleは日本時間6月23日午前2時より、世界開発者会議「WWDC 2020」を開催します。ソフトウェアの発表が中心となる同イベントですが、Appleの新製品が発表されることもあり期待が高まっていますが、新製品の発表は先送りになったという情報が届いています。
「WWDC 2020」は新製品の発表は見送りに?
日本時間6月23日午前2時より、Appleは世界開発者会議「WWDC 2020」を開催します。
スペシャルイベント基調講演では、次期iOSやmacOSなどのソフトウェアの発表が中心となりますが、新しいハードウェアが発表されると予測されていましたが、Bloombergや著名リーカーらによると、Appleは新製品の発表は先送りしたと伝えられています。
Bloombergによると、WWDC 2020の発表は、2020年に発売される新しいハードウェアデバイスの土台となる内容だといい、新製品の発表は見送られたことを示唆しています。
またAppleのリーク情報を正確に伝えてきたJon Prosser氏も、WWDCで新製品を発表する計画が破棄されたと伝えています。
Looking like any possible hardware has been scrapped for WWDC tomorrow 🤔
— Jon Prosser (@jon_prosser) June 21, 2020
Might be wrong about this one. Would love to be wrong!
I’ll be surprised with all of you, either way!
I had two sources tell me no hardware for WWDC tomorrow. They aren’t on WWDC related teams but heard it through the Apple grapevine. I’d take this with a grain of salt, but thought it was worth mentioning.
— Max Weinbach (@MaxWinebach) June 21, 2020
新製品の発表はないものの、ARMベースチップへの移行計画は発表されると予測されています。
なおAppleの情報に詳しいMing-Chi Kuo氏によると、2020年後半〜2021年前半にARMベースの「13インチ MacBook Pro」「iMac」が発表されるとしています。9to5Macが伝えています。
「WWDC」では何が発表されるのか
次期iOSやmacOSの発表が中心とる見通しですが、具体的には何が発表されるのか。現時点で伝えられている情報は以下の通り。
Mac関連では、ARMチップへの移行計画。iOS 14では、サードパーティ製アプリをデフォルト指定、翻訳機能、拡張現実(AR)アプリの開発者向けツールのアップデート、Podcastのアップデートなどが伝えられています。
tvOSでは新しいフィットネスアプリ、watchOSでは睡眠トラッキング機能などが追加されるとのこと。
噂されていた新製品は、2020年内には登場する予測ですが、果たしてどうなるか……。