サービス終了が発表されていたマストドンインスタンスの「mstdn.jp」「mastodon.cloud」が、米国のSujitech LLCに譲渡され、サービスが継続されることが発表されました。
「mstdn.jp / mastodon.cloud」サービス継続へ
5月25日にサービス終了を発表していた、マストドンインスタンス「mstdn.jp」「mastodon.cloud」が、米国のSujitech LLCに譲渡され、サービスが継続されることが発表されました。
「mstdn.jp」「mastodon.cloud」は、テラスハウスに出演していた木村花さんの死去を受け、今後、訴訟や開示請求の一般化、政府機関からの対応強化の指示、法制強化などが実施される可能性が予想されるとし、現在の体制では事務的負担に耐えきれず、適切な対応が困難とし、6月30日をもってサービス終了を案内していました。
Sujitech「ユーザーデータの安全性を確保するため、我々は継続します」
事業譲渡されるSujitechは、「ユーザーデータの安全性を確保するため、Mstdn.jp Instanceのメンテナンスを我々は継続します。従来、私たちは分散型インターネットと分散ソーシャルネットワークの支持者であり、最大のTwitter / Mastodon AndroidクライアントであるTwidereのメンテナーであり、DWeb運動を長期間でサポートしてきた」とコメント。
「アメリカの法律と規制は、新たな分散テクノロジー(マストドン、ピアツーピアネットワーク)に対してフレンドリーな態度を示している。皆、ご存知のように米国では、EFF.org などの組織が人間のデジタル権力をめぐって闘っています。また、TwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏は、昨年末にTwitterの分散ソーシャルネットワークに関するビジョンを発表した。Mstdn.jpで潜在的な問題が米国に移動した後に解決できると思う。mstdn.jpをよろしくお願い申し上げます」としています。