ビデオ会議サービス「Zoom」のMac版アプリで、今年4月にセキュリティ上の問題で無効化されていた「仮想カメラ(virtual camera)」機能が、5月25日に配信された最新版(5.0.4)で再びサポートされています。Snap Cameraも問題なく使えました。
Mac版「Zoom」アプリ、再びバーチャルカメラをサポート
ビデオ会議サービス「Zoom」のMac版アプリが、5月25日に最新アップデートを公開。「仮想カメラ(virtual camera)」が再びサポートされています。
「Zoom」は今年4月、セキュリティ問題の指摘を受け、仮想カメラのサポート機能を一時的に中止。5月末までに仮想カメラを復活できるよう、アップデートすると発表していました。
リリースノートでは仮想カメラのサポートだけが伝えられていますが、AAPL Ch.によると、ホワイトリストにより接続できるアプリを選別しているようです。
- Re-enable virtual camera support - macOSSupport for virtual cameras will be re-enabled for users on client version 5.0.4.
Zoom(5.0.4)で有効となっている開発元は以下の通りです。
- Zoom Video Communications, Inc. (BJ4HAAB9B3)
- Snap, Inc. (424M5254LK)
- Visicom Media Inc. (6SUWV7QQBJ)
- Blackmagic Design Inc (9ZGFBWLSYP)
- Telestream LLC (WSG985FR47)
- Wizards of OBS LLC (2MMRE5MTB8)
- Kinoni Oy (P2N5288CNQ)
- Boinx Software Ltd. (6372P8EH2J)
- Ecamm Network, LLC (5EJH68M642)
- NewTek, Inc. (W8U66ET244)
「Snap Camera」が再び使えるようになりました
仮想カメラのサポート復活で「Snap Camera」も再び利用できるようになっています。
Snap Cameraをインストールし、設定(Setting)の「Choose your camera」の設定から、使用するカメラを選択。
Zoom側でも「Snap Camera」を選択すると、Snap Camera側のフィルターがZoomのビデオでも適用されます。
なおSnap Cameraを利用していると、ビデオ表示がもたついたりする場合や、バーチャル背景がうまく適用されない場合もあるので要注意です。