新型コロナウイルスの影響で13都道府県で一時休業していたスターバックスが5月19日、多くの店舗で営業を再開すると発表しました。再開店舗では安全対策の強化し、営業時間の短縮、提供するサービスを限定するとのこと。
スターバックス、多くの店舗が営業再開
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、13都道府県で自主的に休業していたスターバックスが、5月19日より営業再開すると発表しました。
営業再開にあたり、スターバックスは安全対策を強化。来店客についても、マスク着用や、手指の消毒など協力を呼びかけています。
本日(5/19) より、休業しておりました13都道府県内の店舗の営業を再開いたします。また、今後もお客様とパートナーの安心・安全を守るために、お客様へご協力のお願いがございます。
— スターバックス コーヒー (@Starbucks_J) 2020年5月18日
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またお店で皆様とお会いできることをパートナー一同楽しみにしております。 pic.twitter.com/fKGraYkLSn
北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫の店舗(一部店舗除く)では、営業時間を19時まで短縮。持ち帰りやドライブスルーのみ提供。
それ以外の店舗でも営業時間を短縮。ソーシャルディスタンスを保つ座席配置にすることで、店内利用も可能となっています。「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」では、19時までの短縮営業に加え、土日休業。1階、2階店舗で持ち帰りのみ対応します。
スターバックスの安全対策について
店舗側の「衛生面に関して」
- レジカウンターやドリンク受け渡し口等への飛沫防止ガードの設置
- マスクを着用しての接客
- 出勤前の検温
- より頻度の高い手洗いの励行
- テーブル、ドアノブなど接触が多い箇所について、頻度の高い消毒と衛生管理の徹底
- お客様の消毒用アルコールの設置
- 従業員間の距離確保ため、休憩や研修時の客席利用
- スタッフルームの定期的な開放・換気
- スターバックス ジャパン公式モバイルアプリの活用など非接触型決済の推奨
店舗から「お客様へのご協力のお願い」
- 店内ではマスク着用をお願いいたします
- 入店時の手指の消毒にご協力ください
- レジに並ぶ際、目安を示すフロアステッカーに沿った列間隔の確保にご協力ください
- 多数でお越しの際は、お1人がまとめてご注文願います(混雑時に入場制限をする場合がございます)
- 発熱や体調不良の際はご入店をお控えください
店舗が提供する「サービスに関して」
- ご持参されたタンブラーでのドリンク提供を一時休止※タンブラーご購入時に付属するドリンクチケット(正式名称:コミューターマグクーポン)はご利用いただけます。
- マグカップ、ステンレスフォーク/ナイフの使用を一時休止し、紙カップ、プラスチックフォーク/ナイフに順次変更
- 直接お渡しする商品の提供、金銭授受の方法変更
- ドリンクやフードのサンプリング中止
- 店内設置しているミルク、はちみつ、パウダー類の一時引き下げ
- コーヒーセミナーや地域活動・イベントの中止
臨時休業が継続される店舗も
すべてのスターバックス店舗が営業再開となるわけではなく、引き続き「臨時休業」となる店舗も多くあります。休業店舗は随時更新されるといい、店舗が入っている施設や地域の状況等に応じて急遽、変更となる場合もあるとしています。(休業中の店舗一覧)
休業に伴い、スターバックスのクーポンや特典類について、有効期限を延長する措置がとられています。