隅田川花火大会実行委員会は4月10日、「令和2年(第43回)隅田川花火大会」の開催中止を決定したと発表しました。中止の理由について「感染症拡大防止及び地元の皆様や来場されるお客様の健康と安全確保を第一」と説明しています。
令和2年(第43回)隅田川花火大会、中止が決定
隅田川花火大会実行委員会は4月10日、7月11日に開催を予定していた「令和2年(第43回)隅田川花火大会」の開催中止を決定したと発表しました。
「新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、感染症拡大防止及び地元の皆様や来場されるお客様の健康と安全確保を第一として、令和2年の開催は中止を決定いたしました」と説明しています。
なお延期開催も行いません。来年の日程については、現在調整中としています。
令和2年7月11日(土)に開催を予定していた隅田川花火大会は新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、中止を決定いたしました。延期開催もございません。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。なお、来年の日程につきましては、現在調整中でございます。https://t.co/EL5iUiBq7e
— (公式)隅田川花火大会 (@sumida_river_fw) 2020年4月10日
「隅田川花火大会」は記録に残る花火大会としては最古
隅田川花火大会は昭和53年からの名称で、それ以前は「両国の川開き」という名称で昭和36年まで行われていました。
記録に残る花火大会としては最古だといい、享保18年(1733)に、前年の大飢餓や疫病で犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈って行われた水神祭が「両国の川開き」の由来とされています。