随分前に申し込んでいたZOZOMATがようやっと届いたので足のサイズを計測してみました。結果としては想像以上にお手軽で、計測精度も悪くなさそう。伊勢丹新宿「Fitting Lab」で計測したデータと比較してみても、ほぼ差はないレベルでした。
ZOZOMATは思ったより優秀、パパママはもらったほうがいい(無料だし)
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の新サービス「ZOZOMAT」が手元に届いていました。(存在をすっかり忘れていました)
「ZOZOMAT」は2019年6月に発表。すぐに予約申込をしていたのですが、半年以上経った2月中旬にやっと届きました。(届いてからも存在を忘れて放置されてました)
みんなつぶやいてるけどZOZOMATってなんだっけ状態だったから、自分のブログを読み返す。https://t.co/DoNNQdzfbx
— ノムラジュンペイ (@JUNP_N) 2020年2月12日
公式サイトによると2月27日より順次配送開始したそうで、現在は受付から1〜2週間程度で発送されるとのこと。ZOZOMATは無料(送料も無料)です。
ZOZOMATという名前ですが、開いてみるとただの紙です。ドットマーカーを含む基本レイアウトが印刷されただけという簡易な仕様で作られているため、低コストで大量配布が可能と説明されています。
ユーザー目線的には使わないときに邪魔にならないは高評価。正直なところZOZOSUITは邪魔でしたからね。
開いてみると足を置く場所が印刷されています。破れそうな感じはしない、ちょっといい感じの紙です。
ZOZOMATを使うには「ZOZOTOWNアプリ」が必要。ZOZOMATの申込みには会員登録が必要です。
ちなみにZOZOMATのLPは、ZOZOMATだけにマット。圧が強い。
アプリでは性別、自分の名前(何でもOK)と生年月日の入力が必須。計測にかかる時間は数分なので超簡単&お手軽です。
ZOZOMATは、マットを足に置いた状態でスマホでぐるりと撮影していくだけ。ZOZOSUITでは、スーツを着用した状態で固定されたカメラの前でぐるぐる回って撮影が必要だったので、計測の面でもお手軽さが段違いです。
注意事項としては、「緑のフットネイルを塗っていると誤差が生じる可能性がある」ということなので、当てはまる人はネイルを落としてから計測したほうが良いです。
肝心の計測結果はこんな感じ。自分が認識している足のサイズよりも若干小さめ?と感じましたが、精度は高そう。
計測データは最大5人まで登録可能。ためしに3歳の娘の足を計測してみましたが、ちゃんと計測できました。百貨店の子ども向け靴売り場は混雑するので、自宅で手軽に測れるのは便利。
ZOZOMATの本領はここから。計測したデータから、自分の足型と相性の良い靴ををレコメンドしてくれます。
NIKEなら少し大きめを買ったほうがいい〜、みたいな経験則で知っている部分が可視化されるのが素敵。
残念なのは、計測データが活用されているのが全商品ではないという点。
一部の商品では商品ページで「あなたのベストサイズ」として教えてくれますが、全商品ではないんですね……。
ZOZOMATの計測結果、伊勢丹新宿の「3D計測器」と比較しても微差
足のサイズといえば、伊勢丹新宿の女性靴売り場で展開されている「Fitting Lab」というサービスがあります。銀座三越などでも提供されているほか、3月20日より伊勢丹新宿店メンズ館でも開始されています。
3D足型計測機での計測データを基に、自分に合う靴をレコメンドしてもらったり、店員からアドバイスを受けながら靴を選ぶことができるサービス。
計測データはアプリ(三越伊勢丹アプリ)に保存され、アプリから靴選びも可能。
三越伊勢丹の「3D計測器」とZOZOMAT、おそらく3D計測器のデータのほうが精度が高いとは思いますが、測定データにどれほど差があるのか。比べてみます。
左足の足長は、ZOZOMATのほうが0.3cmほどプラス。右足の足長は、ZOZOMATのほうが0.1cmほどマイナス。左足の足囲は、差はナシ。右足の足囲は、ZOZOMATのほうが33.5mmほどプラス。
ざっと見たところ、それほど致命的な差はなく、ほぼ同じといった印象。測定時に足にどれだけ体重がかかっていたか、など状況によって変わりそうな微差に近い気がします。
総評としては……
- 足サイズが自宅で簡単に計測できるのはとても便利。
- 計測データの精度も満足できるレベル。
- 計測データを使ったレコメンドは全商品対応してほしい。
という感じ。今後に期待ですね。