米子医療生活協同組合は3月3日、同組合の職員が「新型コロナウィルスにかかわりトイレットペーパーが品薄になる」というデマをSNSに投稿した人物の1人だったとし、公式サイトで謝罪しました。
「投稿者の1人が、当組合の事業所に勤務する職員であることが判明しました」
米子医療生活協同組合は3月3日、「新型コロナウィルスにかかわりトイレットペーパーが品薄になる」と事実とは異なる誤った情報をSNSに投稿した人物が、同組合に勤務する職員だったとし、公式サイトで謝罪しています。
米子医療生活協同組合の理事長・梶野大氏の名義で「職員の不祥事のご報告とお詫び」を掲載。「このたび、「新型コロナウィルスにかかわりトイレットペーパーが品薄になる」旨の事実とは異なる誤った情報のSNSへの投稿者の1人が、当組合の事業所に勤務する職員であることが判明しました。当組合の職員の極めて不適切な行為により多くの皆様方にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」としています。
2月27日からデマ拡散、経産省も注意喚起
2月27日頃からSNSなどを中心に「トイレットペーパーが入手困難になる」とするデマ情報が拡散し、スーパーやドラッグストアで品薄状態が続いていました。
日本家庭紙工業会からも「原材料調達については中国に依存しておらず、製品在庫も十分にある」と発表し、経産省も公式サイトで注意を呼びかけていました。
日本家庭紙工業会からトイレットペーパー・ティシューペーパーについてのお知らせがありました。
— 経済産業省 (@meti_NIPPON) 2020年2月28日
原材料調達については中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています。https://t.co/4qiYZZXaoL pic.twitter.com/RwGIeJi6pE
トイレットペーパーは、全国の工場だけでも3週間分以上の在庫があり、製造・配送も通常通りに行われています。一部の店舗等では、顧客が集中することで一時的な品薄状態が生じていますが、今後、順次解消していく見通しです。
— 経済産業省 (@meti_NIPPON) 2020年2月28日