「Google I/O 2020」現地開催をキャンセル、数週間以内に別の方法を探る

「Google I/O 2020」現地開催をキャンセル、数週間以内に別の方法を探る

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Googleは3月4日、5月12日から14日にかけて開催予定だった開発者会議「Google I/O 2020」の物理的な開催を中止すると発表しました。今後数週間のうちに、開発者コミュニティーとのつながりを最もよくするための別の方法を探っていくとしています。

「Google I/O 2020」物理的な開催を中止

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Google I/O 2020より

Googleの年次開発者会議「Google I/O 2020」が、物理的な開催を中止すると発表されました。

Googleは中止の理由について、新型コロナウイルスに関する懸念のため、WHOや保険当局からの保健指導に従うと説明。I/O 2020のチケット購入者には3月13日までに全額返金します。I/O 2020に登録されていたユーザーは、来年の抽選に参加する必要はなく、I/O 2021チケットを購入するオプションが自動的に付与されるということです。

I/O 2020の物理的な開催は中止となりますが、別の方法を模索するとし、「今後数週間のうちに、Google I/Oを進化させ、開発者コミュニティーとのつながりを最もよくするための別の方法を探っていくつもりだ」と説明しています。

Googleはクラウド関連の年次カンファレンス「Cloud Next」でも、現地開催を中牛し、ストリーミングを中心としたオンライン開催に切り替えると発表していることから、I/O 2020がオンライン開催となる可能性もあります。

「Pixel 4a」「Android 11」などが発表される見通し

例年のGoogle I/Oでは、新型スマートフォンやソフトウェアが発表されています。I/O 2020では、「Pixel 4a」が発表される可能性が高く、5G対応モデルが登場するという情報もあります。

また開発者向けにプレビュー版が公開された「Android 11」の正式発表や、「Wear OS」に関連する発表も期待されます。Googleは昨年1月、Fossilのスマートウォッチ関連技術を約43億円で買収。12月には、ウェアラブル端末大手のFitbitを約2300億円で買収しています。