トイレットペーパー不足デマ、メルカリで珍しい現象 ユーザーが出品画像で注意喚起「デマです」

トイレットペーパー不足デマ、メルカリで珍しい現象 ユーザーが出品画像で注意喚起「デマです」

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SNSなどを中心に、トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するという情報が拡散され、スーパーやドラッグストアだけでなく、Amazonなどでも売り切れに。フリマアプリ「メルカリ」では、珍しいことに出品画像などを使って「デマ」と注意喚起するユーザーが多数現れていました。

トイレットペーパーの高額転売だけでなく、ユーザーによる"注意喚起"出品が相次ぐ

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メルカリで発生した、注意喚起を呼びかける出品

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、SNSなどでトイレットペーパーやティッシュペーパーが品薄状態となり不足する、という情報が拡散。2月28日には一部のスーパーやドラッグストア、コンビニなどでトイレットペーパー等が売り切れとなり、Amazonなどオンラインストアでも在庫切れになっていました。

商品が品薄になると、フリマアプリ「メルカリ」などに高額転売するユーザーが現れることが多く、マスク不足時にもメルカリは「マスクなど感染予防用品の取引に関するご協力のお願い」として、社会通念上適切な範囲での出品・購入をユーザーに呼びかけています。

今回もメルカリでは高額転売が登場していましたが、メルカリの仕組みを利用して「トイレットペーパー不足はデマ」などと注意を呼びかけるユーザーが多数登場。

あるユーザーは「紙製品の不足はデマです」と書かれた画像を1枚目に設定し、実際には別の商品を出品。別のユーザーは、実質購入不可能な9,999,999円にし、「デマ注意」とする出品をし、注意喚起しています。

経産省、日本家庭紙工業会も注意喚起「製品在庫も十分にあります」

トイレットペーパー不足のデマについては、日本家庭紙工業会からも「原材料調達については中国に依存しておらず、製品在庫も十分にある」とする発表が行われ、経産省も公式サイトに掲載。注意を呼びかけていました。

メルカリではこれまで、「現金が額面以上の価格で出品される」「チャージ済みSuicaやパチンコの特殊景品が出品される」「旅行券が出品される」などが問題視され、メルカリは削除対応を強化するなどの対応をしています。(規約では違反とされています)