東北医科薬科大学は2月25日、感染症予防について正しく理解した上で安心して生活していただくことを目標に、「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を発刊。同大学の公式サイトで公開しています。
東北医科薬科大学、新型コロナウイルス「感染予防ハンドブック」を公開
東北医科薬科大学が「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を発刊し、公式サイトで公開しています。
ハンドブックは同大学の医学部 感染症学教室・賀来満夫特任教授監修。2月25日時点での情報に基づき作成されたもので、今後、最新の情報に沿って変更することもあるとしています。
東北医科薬科大学病院では、医学部 感染症学教室 賀来満夫特任教授監修のもと「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を発刊しました。
— 東北医科薬科大学 (@Tohoku_mpu) 2020年2月25日
ご家庭での新型コロナウイルス感染症を含む呼吸器感染症予防の一助となれば幸いです。https://t.co/VoEnkCyoM8
ハンドブックでは、新型コロナウイルスに関する説明や、発生している国や地域、症状、感染経路、感染予防対策についてが、わかりやすく解説されています。
「感染予防に関するQ&A」には、「感染した(疑われる)家族を看病する場合に気をつけること」「手を洗うときに気をつけること」「衣類・寝具はどうすればよいか」などの疑問に回答。消毒液(次亜塩素酸ナトリウムの希釈液)の作り方も紹介されています。
「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を発刊しました | 東北医科薬科大学病院また2月21日には日本感染症学会が、医療関係者および一般に向け、新型コロナウイルスに関する「共有してほしい情報と行動」などをまとめた文書を公開しています。
新型コロナウイルスめぐる真偽不明の情報は、FIJ特設サイトで確認
特定非営利活動法人ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)は特設サイトで、新型コロナウイルスをめぐる真偽不明の情報について、国内・海外のファクトチェック記事や信頼性の高い情報が掲載されているサイトを紹介しています。
直近では「コロナウイルスは熱に弱く、26~27度のお湯を飲むと殺菌効果がある」という情報がSNSで拡散されていましたが、ハフポスト日本版や西日本新聞が検証した記事を掲載しています。
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