2017年にサービス終了した6秒動画投稿サービス「Vine」の共同創業者であるDom Hoffman氏が1月25日、Vineの後継サービスとなる新たな6秒動画アプリ「byte」を公開したと発表した。Byteではクリエイターをサポートする収益化プログラムも計画されている。
Vineの後継サービス「byte」が正式公開
6秒のループ動画サービス「Vine」の共同創業者Dom Hoffman氏が1月25日、かねてより予告していた新たなループ動画サービス「byte」を公開したと発表した。
byte's out https://t.co/9XcoEHqmpX
— dom hofmann (@dhof) 2020年1月25日
すでにiOSアプリ・Androidアプリが各ストアで公開されている。
当初の予定では、byteの公開は2019年春を予定していたが、約1年遅れでのローンチとなった。Dom Hoffman氏はbyteのフォーラムで「時間がかかってしまい申し訳ない」と詫び、「この地球上で最高の小さなビデオアプリを作ります」とコメントしている。
byteの機能は、Vineとほぼ同等。まだいくつかの機能は用意されていないが、Vineの生まれ変わりとしては必要十分な機能が備わっている。
byteではクリエイター収益化プログラムも計画中
byteではクリエイターに対価を支払うパートナープログラムも計画されている。公式サイトでは「join byte’s creator program」というページが公開されている。
very soon, we'll introduce a pilot version of our partner program which we will use to pay creators. byte celebrates creativity and community, and compensating creators is one important way we can support both. stay tuned for more info.
— byte (@byte_app) 2020年1月25日
your feedback has helped us get here today. we’ve got a lot more in store and as we continue to build, we want to hear from more of you.
— byte (@byte_app) 2020年1月25日
join our forum (https://t.co/ec1MKUZy0L) and let us know what you think. we truly read everything and we’re excited to create with you.
Vineは2012年に設立され、サービスが正式公開される以前にTwitterが買収。多くのスターユーザーが登場し、日本からも大関れいか(@_reikaoozeki)、スカイピースのテオくん(@teokun711)、kemio(@mmkemio)、ブライアン(@brianjesse1)など、現在も活躍するクリエイター/インフルエンサーがVineから誕生した。
しかし、Twitterは2017年1月にVineのサービスを終了。Dom Hofmann氏はこの時期から、Vineの後継となる動画アプリを開発していることを明らかにしていた。
Vine終了後、短尺のループ動画を使ったSNSプラットフォームとしては「TikTok」が大成功を収めている。byteはTikTokとどう対抗していくのか、今後の動向が注目される。
- カテゴリ
- ソーシャルネットワーキング, 写真/ビデオ
- 販売元
- Byte Inc.