Netflixは1月20日、スタジオジブリ作品を世界中で配信すると発表しました。ただし、アメリカ、カナダ、日本では配信されません。スタジオジブリ作品として、初めて28言語の字幕がつけられ、最大20の言語で吹き替えが行われます。
Netflix、2月1日よりスタジオジブリ作品を配信
Netflixは1月20日、アニメ映画のライブラリを成長させるための取組の一環として、2月1日からスタジオジブリ作品を配信パートナーのWild Bunch Internationalを通じ、世界樹で配信すると発表しました。
ただしアメリカ、カナダ、日本では配信されません。
スタジオジブリ作品はNetflixでの配信のため、初めて28カ国語で字幕がつけられ、20カ国語で吹き替えも行われます。アカデミー賞(長編アニメ映画賞)を受賞した「千と千尋の神隠し」をはじめ、「もののけ姫」「借りぐらしのアリエッティ」「魔女の宅急便」「となりのトトロ」「紅の豚」などの人気作品を、ヨーロッパや中東、アフリカのユーザーが母国語で楽しむことができるようになります。
スタジオジブリ・鈴木敏夫氏「ファンの声に耳を傾け、配信を決定しました」
スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏は「今の時代、映画を届けるには、さまざまな素晴らしい方法があります。ファンの声に耳を傾け、映画カタログの配信を決定しました。Netflixでの配信を通じて、世界中の人々がスタジオジブリの世界を発見してくれることを願っています」とコメント。
Netflixのオリジナルアニメーションのディレクター・Aram Yacoubian氏は「これはNetflixと何百万人ものメンバーにとって夢の実現だ。スタジオジブリのアニメ映画は伝説的で、35年以上にわたって世界中のファンを魅了してきました。ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの各国語での公開を増やし、より多くの人々がこの素晴らしいアニメーションの世界を楽しめるようにすることを楽しみにしています」とコメントしています。