東急グループが、東急線沿線で「交通」「映画」「食事」が使い放題となるサブスクリプションサービス「東急線・東急バス サブスクパス」の実証実験を開始します。東急線・東急バス全線が乗り放題、「109シネマズ」で映画観放題……などのサービスを受けることができます。
移動、映画、食事が1カ月定額。東急がサブスクの実証実験
東急グループが、東急沿線で「交通」「映画」「食事」が一体となったサブスクリプションサービス「東急線・東急バス サブスクパス」の実証実験を、3月1日から開始します。
「東急線・東急バス サブスクパス」では、1カ月単位で「東急線全線・東急バス全線」の乗り放題券を基本とし、「109シネマズ」での映画観放題パス、「しぶそば」の定額パスの中から、利用したいサービスを選択し購入が可能。4月以降は、専用電動自転車&駐輪場の貸与サービスも追加されます。
「東急線・東急バス サブスクパス」に申し込むと、東急線全線、東急バス全線の乗り放題乗車券(磁気券)に選択したサービスが印字されたサブスクパスが郵送されます。
「109シネマズ」は有効期間内であれば何度でも映画を鑑賞でき、しぶそばでは、全12店舗(一部新規開業予定)で1日1回かけそば、またはもりそばを食べることができます。
東急線・東急バス サブスクパス、目的は「沿線価値のさらなる向上」
「東急線・東急バス サブスクパス」は、交通手段と映画や食事といった生活サービスが一体となった、日本初の定額サービス。
東急グループは「高齢化に伴い外出機会の減少が見込まれるなか、交通・不動産・生活サービス事業を展開する東急グループの総合力を活かし、交通手段と生活サービスをセットにすることで、お客さまの回遊性・利便性を高め、沿線価値のさらなる向上を目的としています」と説明しています。
また実証実験での結果を踏まえ、「交通を基軸にしたあらゆるサービスとの連携を念頭に、デジタル基盤での複合的なプラットフォームサービスの本格導入を検討していきます」としています。
「東急線・東急バス サブスクパス」は東急株式会社が運営する「SALUS ONLINE MARKET」で販売されます。