Googleは1月15日、iPhoneをGoogleアカウントのセキュリティーキーとして設定できるようになったと発表しました。Googleが提供する「Smart Lock」アプリをインストールし、「高度な保護機能」を有効にすることで、iPhoneがセキュリティーキーとして利用可能になります。
Googleアカウントのセキュリティーキーに、iPhoneが設定できるようになりました
Googleアカウントを守るために2段階認証を設定している人は多いと思いますが、物理的なセキュリティキーを使った認証のほうが安全です。
最近では「SIMスワップ詐欺」といった手口も話題となり、SMSによる2段階認証は廃止すべきだ、といった声もあがっています。
- SIMスワップ
- 悪意のあるユーザーが、携帯電話キャリアを騙し、新しいSIMに電話番号を書き換えさせるという手口。
Android端末は昨年4月から、Googleアカウントのセキュリティーキーとして利用できましたが、遂にiPhoneでも利用可能となりました。
ただし、AndroidはOSレベルで提供されていますが、iPhoneでは別途「Google Smart Lock」アプリをインストールする必要があります。
iPhoneをGoogleアカウントのセキュリティーキーとして利用する方法
iPhoneをセキュリティーキーとして利用するためには、「Google Smart Lock」アプリをインストールし、設定を完了させる必要があります。
セキュリティーキーとして利用するためには、新たにログインしようとしている端末と、iPhoneのBluetoothがオンになっている必要があります。オンになっていれば、新たなログインが発生した場合、iPhone側にSmart Lockアプリからの通知が届き、iPhoneから認証することができます。
Google Smart Lock
- カテゴリ
- ユーティリティ
- 販売元
- Google LLC